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【イ軍編1974】汚い系監督を清潔に生まれ変わらせた最弱ナイン
かつてサ軍を二度のリーグ優勝に導いたかつての名将村野ことムラさんを、70半ばの高齢にも関わらず億単位の年俸と引き換えに招聘する事に成功した最弱イ軍。
開幕当初こそ、「ムラさんが何かやってくる」と、対戦球団が勝手に自滅するケースが散発し、四月半ばまでは奇跡の勝率4割(奇跡はあくまでイ軍基準)を維持したものの、その後は例年通りの低空飛行。
そんな折、村野の妻からイ軍球団事務所に感謝状が届いたのであるが、その内容には誰もが涙不可避に追い込まれたのであった。「夫は験担ぎしまくる人で、変に連勝したりすると、下着替えない、風呂入らないと、不潔で大変困っておりました。しかしイ軍さんではそもそも連勝以前に勝つ事自体が少なく、家族一同、清潔になった夫に困らさられる事もなくなり、大変感謝しております」




