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【イ軍編1947】発動！　文〇ボール！！！！

　開幕から一か月、イ軍戦犯系ベテランズに影響されたゲーム廃人ながらも、たまたま人がいないところに打球が飛んで打率２割８分台を維持し、風を味方に７本塁打をマークするなど、謎の確変モードに突入した６年目外野手桑沢。

　まだまだ続きそうなラッキーマンっぷりに危機感を感じたバ軍が、桑沢の好調を崩そうと、桑沢＆ヨッメそれぞれの不倫を週刊誌にリーク。お金大好きマンの桑沢は、ガンギレからの全力訴訟モードに突入したものである。

「桑沢の野郎、これで野球どころじゃなくなるやろ」

　と、邪悪な笑みを浮かべたバ軍関係者であったが、これがとんでもない結果を産んでしまった。

　裁判準備に没頭した桑沢は、口頭弁論でヨッメを全力で潰す為にコンディションが整った結果、徹ゲー回避からの野球絶好調。特にバ軍戦でシーズン打率３割８分、１３本塁打をマークする大爆発で、ここにマリッジストーリー系ブーメランボールが完成してしまったのであった。