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【イ軍編1933】監督自身が機動力を発揮せざるを得ない最弱キャンプ
春季キャンプ初日、今年は一軍、二軍、三軍を隣接した球場にまとめ、一体感を醸し出そうというした「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍。
早速、新監督大友が、三つの球場を自転車で動きまくったものである。
「今年の監督は精力的やの~。仕事してるアピール乙」
「選手が根本的におサボり体質だからな~、監督が一番運動してる確率、あると思います(震え声)」
等々、イ軍ファソは呆れ半分でチョイ寸評を加えたのであるが、大友の頻繁な移動には、切実な理由が存在していたのであった。
「アカン、失敗した! 球場三つに分けたら、『首脳陣のマークが緩くなるわ~』てな感じで選手のおサボり意識に拍車が掛かってもうた! どこの球場にも選手が全然おらん!(震え声)」




