【イ軍編1932】球界最速!!!! イクメン宣言!!!!
「ワイたち、働くパッパを応援します! 育休マンセー、球界働き方改革第一号! 絶対に乗るんや、この世間のビッグウェーブに…(震え声)」
と、鼻息荒く宣言したのは、「セ界の火薬庫(投手が大炎上的な意味で)」こと最弱イ軍の新球団社長。チームのあまりの弱さにガンギレオブガンギレのファンの目を逸らすイメージ戦略、というかぶっちゃけ自分の保身の為の施策であった。
だが、この策を打つには、今年はあまりにも時期が悪かった。
それまでチーム本塁打王(5本)の新外人ブリグマンが6月途中で育児休暇取得、一番まともなリリーフ(防御率4.95)の原井が6月末に育児休暇、頼れる便利屋諸野(なお全ポジ守れるが全部平均よりちょっと下)が避妊失敗して第三子に恵まれて7月初旬に姿を消し、ただでさえ薄さ世界一を目指してる感じの戦力が完全崩壊。今年は無駄にペナントが団子レースで戦犯系ベテランズの消化試合の鬼モード移行が遅れた事もあって、イ軍ファン的には締まらない試合ばかり見させられる地獄が展開。更には、
「ワイら独身勢、子供大きい勢にシワ寄せ来過ぎィ! これは育休勢をカバーした分の年俸交渉が楽しみやな(にちゃあ…)」
と、戦犯系ベテランズが新たな銭闘力を覚醒させてしまい、オフは大混乱オブ大混乱。この責任を取らされ新球団社長が風のように解雇されるとかいう、セルフ働き場所改革というオチがついたのであった。




