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【イ軍編1927】遂に御用！ 最弱球団のサイン盗み疑惑！
最弱イ軍のサイン盗み、遂に御用！
という超速朗報が、球界を大歓喜に包んだものである。
「これは球界イメージアップ待ったなし。全部イ軍のせいにして乗り切るんや」
「逆に球界が強力なスキャンダルディフェンスを使い切ったとも言えてしまう可能性が微レ存…？」
という巷の声はしかし、事の真相が明らかになるに連れ、オール・ズコー不可避に追い込まれてしまったのである。
以下、速報を伝えたマスゴミの追跡取材より――。
「イ軍が盗んだサインは物理的なもの。つまり他球団のスターのもので、自軍のサイン入りグッズの売れ残りに、付加価値として他スターの筆跡モノマネサインを付けて売り出したんや。しかし、『それでもイ軍ナインのサインが入ってるものはノー。むしろ他スターの価値が下がるからファッキュー』と、ターゲット層の他ファソから完全拒否されての、不良在庫全く減らずという事なんや（震え声）むしろ最初から何のサインも入れない方がよかった（確信）」
