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【イ軍編1893】代走のスペシャリスト製造機と化した最弱球団
代走のスペシャリストとして盗塁成功率8割を誇る、パリーグのド軍に所属する喜多良。数球団を渡り歩いて、辿り着いた先がメディアの露出が多いド軍とあって、一気に全国区にのし上がったものである。
その取材過程で明らかにされたのであるが、実は喜多良のプロ生活スタートは「セ界のオアシス(※他5球団的に)」こと最弱イ軍。そこでの経験が、今の代走屋としての力に直結しているという事実に、誰もがおったまげ不可避となったのである。
以下、マスゴミ取材に答えて曰くの本人コメント――。
「終盤、ランナーが出ると、『とにかくアウトになってもいいから走れ』って言われて、来る日も来る日も走りまくりましてね。で、アウトになってもベンチがガンギレるどころか、『ようやった』って、実際、責められんのですわ。次第に、二盗じゃ失敗しなくなって、誰の打席だろうが三盗や本盗までやらされましたからね。あそこで数をこなせたのはホント良かったです。冷静に考えたら、イ軍の諸先輩方は早く帰りたいだけだったというね。爆炎投手陣が打たれまくりで、毎日超長時間試合だったからね(震え声)」




