【イ軍編1875】選手の顔覚える難易度SSS級球団――summer――
今シーズンは110敗を伺う歴史的な敗戦ペースで特に監督の解雇&就任が捗りまくり、7月にして7人目の新監督を迎えた最弱イ軍。
この新監督秋津であるが、相原、草加部ら一部の選手以外の顔が全く覚えられず、就任二週間を経ても尚、未だに選手の名前間違いが止まらないのであった。
「さすがエース様(相原)、監督に擦り寄る技術も一流で若くてイケメンで嫉妬嫉妬嫉妬!」
「違うんや、逆に考えるんや、秋津がイケメン好きやと。有り得んやろうが、このままシーズンフィニッシュまで秋津が監督やっててまだ選手間違えてたら、ここぞとばかりに契約更改で高須代(お顔お直し代)おねだりしたろ!」
と、相も変わらず勘違いトーク花盛りなイ軍ナインであったが、やっぱり原因は彼奴等側2億%だったのである。
秋津は就任期間の勝率2割で8月を待たずして解任されるのであるが、その際のコメントには誰もが涙不可避に陥らざるを得なかったのである。
「ワイは選手名鑑でナインの顔を確認するんやが、開幕前に顔写真撮影した時のMAXガバガバボディと夏場の体重落ち始めてる頃で、人相が激変しよったからなあ。背番号見ても別人にしか思えんし、ホンマ大混乱やったで(忿怒)」




