【イ軍編1868】二重入団&二重…
今期も大便秘打線に喘ぐ最弱イ軍が、初夏の季節に打者を緊急補強。と言ってもロクな逸材は残っておらず、お得意の札束攻勢でも補強は難航。最終的にはほとんど数合わせレベルで、米独立リーグで打率3割をマークしていた、ファクファーレンを獲得したのであった。
――のであるが、その入団会見で、とんでもない事実が発覚してしまったのである。
「ここ(イ軍)で入団会見するのは二回目です。今度は活躍するから、生まれ変わったミーを楽しみにしてて欲しい」
そう、ファクファーレンは、2年前に高卒9年目でイ軍を首になり、野球を続ける為に米国に渡航。現地で結婚し、米国籍を取得していたのである。
それをもって、雑な調査でイ軍が外人打者として獲得してしまったのであった。
「T-ファック戻んのか!? あいつとなら熱い共闘不可避やで!」
と、以前、ゲー廃(ゲーム廃人)仲間だった戦犯系ベテランズは大歓迎。米国移住以降、久しくゲームから離れていたファクファーレンは秒速でイ軍イズムに染まり直って無事死亡。同じチームに違う人物として入団&解雇されるとかいう珍記録を達成して、球史に名を遺したのであった。




