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【イ軍編1812】おいでませ! 風神雷神襲来!
「風神雷神さん、いらっしゃいませ!!!!」
とは、某地方球場の入り口に掛けられたバナー。最弱イ軍の本塁打世界記録コンビ(※なお打たれる方)が、何故か大歓迎されているのであった。
「どうせ負けるんだったら、ファンの期待に応えるのがプロやからなあ」
というイ軍上層部の判断で、先発風神-リリーフ雷神とかいう、地獄のような爆炎リレーで、狭い球場に本塁打が乱れ打ち。1-20のとんでもない乱打戦となって試合終了と相成ったのである。
試合後、球場関係者は、企み通りの展開に、近所の居酒屋で祝杯を上げるのであった。
「いや~、まさに風神雷神様々やの~。ていうかあんだけホームラン出るとは、予想以上やったで」
「右に左に、そして案の定スコアボードまで逝ってくれましたからね。完全崩壊したので、想定通り保険が下りて新調出来そうです」




