2445/5141
【イ軍編1697】絶対に身バレしてはならないスカウト活動がここにある
最弱イ軍のスカウト新人研修。
講師の第一声が、
「絶対にイ軍スカウトとバレたらアカン。自分の身は自分で守るやで。今、この話を聞いた証拠を撮影しとるからな。後で何かあって言って来ても、訴訟ではこっち側が有利やからそのつもりで…」
と、えらく物騒な内容だったものである。
「ヒェ~ッ、何かスパイみたいでカッコE~ッ! ワイらイ軍のスカウト網が凄過ぎて、他球団が狙ってくるいう事ですねッ!」
てな感じで能天気な返しをカマす新人を、ベテランスカウトが明かす想像の斜め上の真実が襲ってくるのであった。
「いや違う、イ軍に入ろうなんて物好きは100人に0人が基本やから、少しのきっかけで契約に持ち込む為に、手付金500万(100万札束×5)を携帯すんねん。それが業界でバレとるから、イ軍スカウトと分かったら速攻狙われて危ないんやね」




