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【イ軍編1671】猫の目打線バスター打線
行く先々で変幻自在な戦術を駆使し、チームを優勝に導くカリスマ的名将青木監督。
特に対戦投手との相性を最優先した効果的な日替わり打線に定評があり、毎シーズン100通り以上のオーダーを組んだものである。
だが、監督生活晩年の最弱イ軍時代、前述のオーダーパターン数の記録が途切れ、42通りで終わっていたのであった。
「そこが青木監督の偉大なとこなんや。オーダー固定した方がいいと判断したら、それまでの自分の手法をあっさり捨てられる。自分のやり方に固執せずにあくまでも勝利を最優先する、名将中の名将やで」
というニワカ信者は、古参イ軍ファンに秒速論破されるのであった。
「いや、青木監督はイ軍でも毎試合オーダーいじりまくっとったで。連続100試合が途切れたのは、イ軍が弱過ぎてもうやっとられんと、42試合で辞任したからですわ」




