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【イ軍編1608】誰も頼んでないのに発動! ミステリー・リプレイ騒動
春先のマ軍-最弱イ軍戦の8回、事件は起こった。
マ軍の攻撃で、かなり余裕のあるタイミングでの一塁内野安打に、ビデオ判定のリクエスト依頼が発生したのである。
誰がどう見ても、いくらビデオで確認しようがセーフとしか思えないのに、一体イ軍首脳陣は何を感がえているのか。
しかし、イ軍ベンチでも狐につままれたような雰囲気が漂っていた。監督以下首脳陣は、抗議や乱闘で既に全員退場済みだったのである。――一体、誰が何の目的で? まさか、霊…?――
球場内で疑念が渦巻く中、審判団はビデオチェックの為と称して我先にと控室にダッシュするのであった。
「マジ何なんだよイ軍爆炎投手陣ファッキュッキュー!!!! 四球地獄からのポロリ連発ヒット連打で試合どころか回が終わらねえ!」
「俺たち審判のおトイレットの事も考えてくれや! もう我慢の限界でリクエスト偽装不可避だっつーの!!!!」




