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【イ軍編1600】超難解打撃理論でパワーアップした大便秘打線
「全球種、あらゆる球速の球を待つ超打撃理論」
を標榜する野球人谷岡が、大便秘打線を誇る最弱イ軍の打撃コーチに就任。1人育てて100人壊すと悪名高い難解な打撃理論を、早速イ軍ナインに叩き込んだものである。
「谷岡理論なんて、イ軍ナインは絶対吸収出来ないやろ…。今まで以上に打撃が壊れて、実質八百長みたいなもんやで(震え声)」
「いやいや、意外にマッチして夢の平均打率2割越えあるかもしれん。小難しいミーティングで快眠不可避になって体にキレが出てくるとか、そういう方向で…」
等と様々な憶測が飛んだのであるが、意外にも谷岡招聘以前と比較すると、出塁率、得点効率が向上したのであった(※あくまでもイ軍基準)。以下、イ軍上層部の感想戦――。
「野手全員、全球種対応しなければならない谷岡理論で、混乱の極みですからね。狙い球を絞り込もうとして迷ってぼっ立ちからの、四球獲得が増えました」
「そこから谷岡指導を受けていない投手が打って返す――。最弱には最弱の戦い方があるっちゅうこっちゃ」




