【イ軍編1595】球界一ビールを売りまくるトップ売り子を育てた男たち
最弱イ軍の本拠地、東京新宿スタジアムで、12球団一売りまくるビールの売り子がいるらしい――。そんな噂が、球界を駆け巡ったものである。当初はイ軍が盛り上げのために仕掛けたヤラセかと思われたが、一部の暇人――いや、野球オタの調査でガチネタであると判明。ならば顔が可愛いかと思いきやそんな事もなく、顔面偏差値50前後の、本当にフツーの専門学校生なのであった。
だが、そのフツーナオンが「何故売れまくるのか」という取材に答えて曰く、「とにかくイ軍ナインの事を勉強する」と言うのである。
「そらそうよ。ワイらを大好きというハート&ソウルに、客が共感ガンギマリするんやろなあ」
「うるせー客を酔い潰して、ブーイングストッパーと化してどうぞ」
等と相変わらずテキトーコメント連打態勢に突入するイ軍ナインであったが、トップ売り子達成は、確かに彼奴等のお陰ではあったのである。以下、売り子ネキ本人の詳細コメント――。
「イ軍ナインのファッキューポイントを詳細に把握しておけば、お客さんのガンギレ炎にタイミングよく油コメントを突っ込めて、怒りのビール爆買いを誘発出来るんです。ネイルの専門学校に通ってるんですが、卒業後はこの経験を活かしてプロのネット炎上士を目指そうと思ってます」




