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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
124/5132

【城戸編23】特殊定石

 9回裏、1死1塁。

 イ軍が1点差で追う展開ではあるものの、当たっている2番武垣から以下3番真木、4番城戸と続いて行く打順である。

 ここでバ軍三嶋監督が信じられない采配を見せる。

 何と武垣と真木を敬遠し、一死満塁の状況を作って城戸勝負を選択したのである。

 城戸はこの日2ホーマー。更にここ10試合の打率が4割と、当たりに当たりまくっている。三嶋監督は一体何を考えてこのような奇手に打って出たのか…。すわ八百長か?

 ともあれ、城戸は初球を引っ掛けファーストゴロ併殺。逆転サヨナラのチャンスが一転、あっさりとゲームセットとなり、試合はイ軍の圧倒的消化不良で終了したのであった。


<城戸選手のコメント>

 さすがバ軍の三嶋監督は球界のエンターテイナーと呼ばれるだけある。

 クローザーと4番の勝負が見られて、ファンも大満足だろう。


<バ軍三嶋監督のコメント>

 別に奇策でも八百長でもない。

 確かに最近の城戸は打率5割近いが、チャンスでは全く打てないというデータがある。勝つ為に一番確率が高い方法を取っただけだ。

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