第三章 猛獣到来
異世界を感じさせない平凡な現実味のある景色が、今や猛獣が来ることによって、一気に異世界っぽい景色に変貌した。
私(これが異世界⋯⋯!!ここで、私が裏設定でステータスにも載ってない、ホントの力を発揮する可能性がある!)
カイト「貴様。何を考えている。これは、遊びじゃない。そうじゃないと、私がこの手で始末するぞ。」
私「あ、あ、いや⋯すみません⋯⋯⋯(やっぱそうだよねごめん)」
町中には放送が響き渡る。
放送「避難をしてください。」
カイト「どこだ?ユウスケ。猛獣の場所は。」
ユウスケ「私の勘が言っています。セツコスーパーの前です。」
私(せ、セツコスーパー⋯⋯の前⋯シュールすぎる)
レイラ「私は、体力を温存しないと。みんなを回復させれない。癒やせれない。
でも、もう終わりかも。この世の中。まあいいや。どうせ私消えたいって思ってたし。」
ユウスケ「まあまあそんなことを仰らずに⋯」
猛獣「うぉぉぉぉおおお」
私(あーーうるせえ。鼓膜が破れる。てか、私もここで死ぬんじゃ!!?終わったーー)
(能力をもう一度確認だ!)
右手に、4の数字を指でなぞって書く。
『レベルアップしました。』
私(!?!?)
能力 コミュ症レベルが150にアップ!過度なプレッシャーから、より能力がアップしました
(は??)
私(いや、いらねえよ。期待させるな。いや、コミュ症レベルここでアップしたら困るんだが!!)
戦闘力 13
何も変わらない⋯⋯⋯(泣)
泣きたい。
カイト「猛獣だ!!こいつは⋯!?!?」
ユウスケ「ワンという名の猛獣です。見た目は犬のような姿をしていますが、かなり凶暴です。レベル150です。」
私(強すぎる⋯!!)
レイラ「もう死んだほうがマシかもですね⋯⋯⋯ふふっ(泣)」
私(悲しいことをいうなー!(泣)こっちも悲しくなるだろうが!)
カイト「よし!とりあえず、魔法。
炎 ファイヤー!!!」
猛獣はピクリともしない。
カイト「固まってないで、早く動くのだ!この無能が!もういい、本気の力を⋯真の私を見せよう⋯。」
その途端、カイトは空中に浮き始めた。周りには青のオーラが出ている。今までとは違う異様なオーラ。次元が違う。まるで、隕石を見ているかのような諦めのような。でもどこか怖い雰囲気だ。
私(こ、これが中二病!?強すぎる⋯チートだ⋯⋯)
カイトは、指パッチンをした。
カイト「焼却。」
その途端、ワンが燃え始める。
ワン「うおおおおおお」
私(そこはワンって泣けよ)と思ったのは置いといて。
私「わ、私の活躍⋯⋯⋯」
何もしていない。何もできてない。今、カイトくんの指パッチンで、ワンが一瞬で燃えそうだ。異世界だがなんかつまらない。
ユウスケ「猛毒を浴びせよう⋯⋯これでもう、ドロドロに消えてしまいましょう。大丈夫、痛くないですからね。」
私(こわい⋯!てか私の役目を⋯!)
レイラ「あ、あの⋯⋯マリモさん⋯?」
私「アッはい⋯。どうしましたか⋯?」
レイラ「なんで何もしてないんですか?」
私「アッそうですよね⋯やります。」
私「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯コミュ症アターーック!!!」
レイラ「??」
カイト「は??」
ユウスケ「⋯?」
私「⋯⋯」
私(ミスった!!あーだめだ。これはもう現実世界の方がマシかも!!(泣))
すると、突然場が寒くなりだした。凍るような寒さ。
レイラ「さ、さむい⋯⋯!」
ユウスケ「これは⋯⋯さむいですね。いろんな意味で⋯⋯」
(もしかして、コミュ症アターーックという技がさむいってこと??え、ええ⋯⋯)
ワン(恥ずかしさに同調して死亡)
レイラ「つ、つよいね⋯⋯」
私「⋯なんかごめんなさい⋯」
ユウスケ「いいえ、大丈夫ですからね。」
カイト「くだらない技だな。寒気がするぞ。気候に異変が起こった。」
私(ぶ、物理的に寒くなることってあるのか⋯いやマジ恥ずかしいし埋もれたいくらいある。)
町人「誰が退治したのか!?」
ユウスケ「えっと、彼です。」
カイト「⋯フフッ。私は最強だからな。」
私(勝手に変えられてて辛いから泣いてもい?)
レイラ「ちょっと⋯⋯マリモさん。よければ、うちに来てください。」
マリモ「わかりました⋯!!」
読んでくださりありがとうございます。続けれるかわかりませんが、よければ続きもあるので読んでください




