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第一章 違和感まみれ。

目を覚ました。家だった。でも、見慣れた景色。いつもと変わらない。

これが、異世界なのかな?夢だったのかもしれない。

とりあえず、いつも通り学校へ向かおう。あー面倒くさい。あれって夢だったのかな。たぶんそうだろうな。街を歩いても、いつもと同じ景色だ。何も変わらないじゃないか。そう思いながらも学校へ着いた。

⋯何も変わらない。靴箱や学校も変わらない。いつもと同じ景色。違和感はないのかと、とある映画みたいに探すけど見つからない。何も特にない。

教室へ入ろう。今日も最悪な一日の始まり。異世界どうのこうのは夢だったみたいだ。


ガラガラ⋯⋯

私(??やけに、クラスが静かだな。いつもは笑い声ばかりなのに。)

ユウスケ「おはようございます。マリモ様。本日の体調はどうですか?悪いなら、遠慮なくおっしゃってください。」

⋯⋯は?

私「⋯あ、げ、元気です。」

私(キャラ崩壊してる??)

ユウスケ「それは良かったです。あ、レイラ様は?」

レイラ「は、はい⋯。元気⋯です⋯。学校つらいです。泣きそうだよ。休みたい。消えたい。」⋯は???

私(こんな感受性豊かだっけ?レイラって、私をいじめた奴だよな?なんだろう、めっちゃ大人しくなってるし威張ってないで、むしろ低姿勢でネガティブなキャラクターだ。あの、図々しい態度はどこへ行ったの!?)


ユウスケ「大丈夫ですよ。あなたはとても素晴らしいです。落ち込まれないでください。あれ、カイト様は?」

私(⋯てかなんでこいつ、健康チェック係みたいになってるの?たしかに保健委員会だけどさ!)


前は

ユウスケ「めんどくせー!!」とか!

ユウスケ「元気だよねーーみんな。あ、マリモ。お前保健室まで持っていってくれない??じゃ、遊びに行ってくる」

私(みたいな。突然どうしたんだよ!!)


私「か、かいとくん⋯今日はなんかみんな様子がおかしいというか変だね⋯笑」

かいと「⋯」

(聞こえてないのかな?やっぱ声小さいからね私⋯)


かいと「黙ってくれないか。私ほどの者に、これほど堂々といれるとは。私の視界に入るな。この私、かいと様にな!!!」


⋯??は?

私(やっぱ、みんなキャラ崩壊している。キャラ崩壊にも限度があるって。

これが異世界なの?みんなのキャラが変わっただけ?)


ユウスケ「カイト様⋯体調はどうですか?」

カイト「この傷が⋯⋯暴走しだして⋯ああ!!!新たな隠してた力が暴走する!!未知の領域に!!」

レイラ「そ、それは心配です、、、。治さなければ。」

レイラは、手から黄緑の光を出している。すると、カイトの傷が回復した。

カイト「⋯ありがとう。」

私(あ、なんかほんとはカイトくん、

「私は新たな力に目覚めた⋯」とか言いたかったんだよね!?もっとそういうのしたかったんだよね!?なのに、レイラが傷を謎の能力で治したから何も言えなくなっちゃったんだね⋯。気まずいな。)


ユウスケ「では、保健室へ持っていきますので。」

私「わ、私に頼まないの珍しい⋯というか⋯」

ユウスケ「何故、頼むのですか。そわなの酷いですよ。たしかに、あなたは頼りになりますからね。でも、貴方様には無理をしてほしくないですから。レディーは休んでてください。」

私(⋯なんかイケメンキャラになってる!もうこれが異世界なのか?やっぱそうだよな?てか、私のキャラは変わってないのか?顔も、美人になってるかもしれないし能力を手に入れてる可能性がある。)


私は、急いでトイレへ向かうことにした。鏡をみてみることにした。

⋯でも何も変わらない。いつもと同じ顔。

⋯??私のキャラも何も変わらない。

私(これが異世界なのか⋯?)

え、なんかそういう感じ?なにも能力も私だけなくて美貌もないし。

手配してたってなんかよーわからん人が言ってたはずなのに。てか、何もできない。能力も確認できないし。


その日は、違和感まみれで学校を過ごした。

給食時間も

レイラ「ごめんね⋯⋯私はデザートなんていらないから。じゃんけんなんてしなくていいよ⋯⋯」

授業中だって

私「あ、あの⋯えんぴつ落としましたよ?」

カイト「私の力が暴走するかもしれない⋯⋯うっ⋯⋯」

私「???」

そんなことばかりだった。

家に帰ってくると、1枚の紙が置いてある。

紙の内容「1時間後に来る。」

誰が???誰が??え、おめかししないと。部屋も汚いままだし。


1時間後⋯⋯


??「来たよ。」

あ、あのよく分からない人だ。なんか、手配するとかいった人。

私「い、異世界なんですよね⋯?ここがそうなんですよね?」

??「そうだよ。君の解釈であっている。」

私「わ、私だけ何も変わってないんですけど⋯⋯」

??「?能力は手配したつもりだよ。」

私(そうだったの!?え、どこが?)

私「それは⋯⋯?」

??「『コミュ症』という能力だよ。」


私「は?」

あ、間違えて声出しちゃった。

??「え、何か悪いことした⋯かな⋯???」

私「な、何も変わって⋯ない⋯⋯」

??「いや⋯⋯その能力を⋯あげただけで⋯。特化したほうがいいかなっていうか。」

私「能力を⋯⋯できれば変えたいというか。できればでいいから。」

??「いや、もう変えれないよ。ごめんね。」

私(泣きそう)


End(続く)

読んでくださりありがとうございます!続けれるかはわかりませんが、もし良ければ続きもあるので是非読んでください。

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