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10寸  作者: Rちゃん
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-エピローグ-

みんなおはよう。

私は光が丘学園に通う高校1年生の『あいか』。今は4月だから私は高校に入学したばっかりなんだ。毎日ドキドキワクワクの日々だけど今が最高に楽しい。でも今日はちょっとバタバタしている。なんでかって?寝坊したからだ。お母さんが

「あいかー。早くしなさい!遅刻するわよ!」

と叫んだ。

「わかってるよー!今から行くの!」

私は家を飛び出した。しかし、財布を忘れたことに気づき家に戻った。今日は幼なじみで同じ高校に通う『かな』とカラオケに行く約束をしているんだった。よし!これで忘れ物はないはず!急いでいたため、何も言わずにもう一度家を飛び出した。

「行ってきます。」を言わないこと、寝坊をしてしまったことにこれほど後悔する日が来るとは思っていなかった。なんで私はいつも通りの明日が来ることを信じて疑わなかったのだろう。

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