〜第1話〜 [貴族転生と厄介ごとの予感]
( '▽' )思ったより早く投稿できましたね
私は転生し人となった、天使だった頃の名はシャルファ・ヴァーチュ、今世の名前はユア・ヴァーシャル、今生きている国、ノーマ王国の伯爵家に生まれた、私の家、ヴァーシャル伯爵家は魔法に優れた一家である、私が転生したこの世界には魔法がある、魔法には属性がありその属性の種類は火、水、風、土、草、光、闇、神聖属性の9属性で一際使える者が少なく強力なのが光、闇、神聖属性の3属性である光と闇はこの世界の歴史を見てもほとんどおらず神聖属性に至っては異世界から呼ばれた者しか使うことが出来ず歴史上2人しかおらずその異世界召喚者は200年に一度だけ召喚される、そして13年後は200年に一度の召喚の年だ、しかも今までの召喚者は2人とも黒髪だそうなのでおそらく日本人だろうそして最近気づいたのだが私の天使としての能力と体の丈夫さは引き継いでいるためちょっとやそっとじゃ傷付かない。
「お嬢様〜起きてくださ〜い」
「う〜ん…おはよぉ…」
この起こしに来たメイドの名前はヤナ、私に仕える専属メイドである、なんとまだ3歳である私に既に専属メイドが付いてる、さすがは伯爵家と言ったところか、そうして私は食堂に行き朝食を取りに向かうのだった
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私はアーシュ・ヴァーチュ、元日本人の女神だ
私の生前の親友であり今私が管理してる世界を一緒に管理してる天使であるシャルファ・ヴァーチュが一時的とはいえ隠居したことで私もやることが世界を眺めることしかできず暇である、
「あ〜あシャルファがいれば楽しいのになぁ…むぅ…隠居なんて…隠居なんて…ずっっっっっっっっるいんだからあああああああ!!!!!!!!」
嗚呼…シャルファが隠居して早13年…なにか楽しいことでも起きないかな…
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私が記憶を取り戻してからもう10年になる、つまり異世界召喚者が呼ばれるまであと3年というわけだ、あと3年ということは私も学園に行かないといけないのだ。この世界では前世と同じく20歳であるそして学園には16歳になると貴族は入らないといけない、そして成人する20歳までの4年間で冒険者の基本や戦いの基本、算術や語学などを教えられる。そしてその学園入りをするまであと3年しかないのだがある日突然お母様が養子を迎えると言い出したのだ、お母様が言うにはその子は平民だが先日市井に赴いた際に親を失ったばかりの子供をみつけあまりの境遇にお母様が養子に迎え入れることを決めたらしい…言ってはなんだがお母様は魔法は優秀だが頭にお花畑が咲いているような人だ。お母様が言うには3ヶ月後には一緒に暮らすことになるらしい
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「はぁ…もう3ヶ月経ったのか…時の流れというものは残酷だねぇ…」
「お嬢様って時折言葉の節々に年季を感じる時がありますよねー?」
「ふぇ!?そそそそんなことないない!なにいってるのよ!(焦)」
あ…危ない…実際1万年は生きてるから言葉に年季が入ってるのはしかたないじゃん…うん…
「はい、それじゃあ我が家の新しい家族を紹介します!この子が3ヶ月前から言っていたスナちゃんで〜す!」
「どうも」
スナ…という少女からは少し傲慢な気配が見えた、私は大罪を司る天使でもあったから分かってしまうのだ…この子は後に傲慢な女になってしまうと…
( '▽' )第1話、どうだったでしょうか…おそらく会話が少ないなと思ったことでしょう…私も思いました、おそらく話数を重ねる毎に会話シーンは増えていくことでしょう(多分)