~第14話~ [脅しと隠れ商人と無自覚系の非常識]
~前回の執筆から約1日、作者はネタ切れに見舞われていた~(尚本編内では20分ほどしか経っていない)
前回から20分後。
「もう一回!もう1回だけ手合わせを!」
「え~めんどくさいからいやだよ」
「ルーク、ユアはめんどくさがったらどうあがいてもやらないぞ」
「さすがレアラ、わかってるね」
「付き合いがそれなりにあったからな。まぁたとえめんどくさがっている時でもやるときはやるやつだから心配はしないでいいと思うぞ」
「そうなんですね…」
「それにしても悔しいな…ユアさん強すぎるよ…」
「まぁ勝てる気はしてなかったがな」
「そうなんですか?レアラ様」
「あぁあいつは同年代の中で最も早くえ…ムグッ!ムググググー!(ギブ!ギブ!息が!)」
「その話はそこまでだよ~レ・ア・ラ♪」
やっべ無意識に鼻抑えてた
「ぷはっ…鼻まで抑えるのはやめてくれ!」
「だって君があの事を話そうとしたんだもん」
「別にいいんじゃないか?」
「ほんとはいいけど私的にはしゃべってほしくないからやめてね」
「もし話したら?」
「2年前の件をばらすからね」
「2年前…?・・・!?まさかあの時のことを言うつもりか!?」
あれは…あの件はダメだっ!恥ずかしすぎて死にたくなる!
「わかった!言わないからあの件を言うのだけはやめてくれ!」
ちなみにあの件とは2年前に巨大な魔物に遭遇してビビッて失禁した話だ。ちなみに私以外みんな失禁していた。今ではいい思い出であると同時にいい脅しのネタだ
「フフ…いわなければいいんだよ」
「仲がいいんだね」
「3年くらいの付き合いだからまぁ…」
「ユアさんはなんでそんなに強いんですか」
「え?そりゃぁ………やっぱり教えない」
「おいおい…」
「私のことをお姉ちゃんって呼んでくれたら教えるよ」
「え…いや…私には姉がいたのでその姉以外を姉と呼ぶことはしたくないです…」
そのお姉ちゃんの転生体が私なんですがね~1万年ぶりにお姉ちゃんって呼んでほしいんだけどなぁ!
「ねぇ…この世界にはレミとは違って元の世界から死んで転生した人もいるかもしれないんだよ?もしかしたら私があなたのお姉ちゃんの転生体かもしれないよ?」
「性格が全然同じに見えないので違うと思います」
そりゃ体調が常に悪くて気分がいつも憂鬱だったころしか見てない健次にはわからないよね~
「判断早くない?」
「20分もいればわかりますよ」
「確かにそうだね」
「で、結局ユアは教えるのか?」
「ん?教えるよ?何言ってるの」
「お前がさっきお姉ちゃんって呼んだら教えるっていうからだろうが!」
「まぁあれ冗談だからね」
「はぁ…それでもし本当に呼ばれてたらどうするつもりだったんだ」
「え?そりゃぁ歓喜して死んでも蘇れるアイテムの回数制限が20回の上位アイテムをあげただけよ?」
「それ…上位の貴族でもなかなか買えない金額のアイテムじゃないか!」
「あんな貴重なものをそんなノリで…」
「あれの生産者私だからいくらでも創れるよ?」
「そうだったな…2年も前の話だったから忘れていた…」
「まぁ供給のし過ぎはダメだから数量だけ売ってるせいで貴重なだけだよ」
「それでもそれなりに儲かっているんだろう?」
「それなりにね。1人で買える量に制限をかけたり用途によって値段を変えてるからほんとにそれなりだね」
「値段ってどういう感じなのか私知らないので教えてくれないですか?」
「いいよ~まず用途としては冒険者用、貴族用で大まかに分かれてて冒険者用は安い1回の使い捨て用で大銅貨1枚、注意点としては買う前に登録をしてもらって使用されたかがわかるようにするんだ~それで使用されていないとまた買うことができないようになってる。もしなくしたとしても再度購入できるけど嘘をついていくつも買うことができないようになってるんだ。冒険者用は貴族用みたいに使用できないように制限がかかっていて復活ができるのは魔物に殺された時と冒険者として盗賊と戦って殺された時だけになっていて貴族用はとびぬけて高くなっている代わりに病死や寿命死以外で死んでも蘇れる特別仕様になっていて上位のグレード(使用回数の上昇)になるほど高くなるんだーちなみに貴族用の最上級のグレードは5回で冒険者用は20回」
「じゃあさっき言ってたのは冒険者用の最高グレードだったんですね」
「そうだn…」
「ちがうよ?」
「「「???????」」」
「いや…20回は冒険者用の最高グレードで、貴族用は5回って今お前が言ったじゃないか」
「いや、言ったよね?私が創ったって」
「普通ああいうのは自分が作れる最高の品を売るだろう?」
「だから言ったよね?供給のし過ぎはダメだから数量しか売ってないって、早々死ぬことはないからあの値段で売っていて最高グレードの復活回数を減らしてるってだけで実際やろうと思えば100回でも1000回でも復活できるようにできるんだからね?」
「「「え?」」」
「なんなら控えめにしたほうだよ?」
「「・・・」」
「と…とりあずお前がかなり非常識な技術者だってことはわかった」
「ええ!なんで!?」
「当たり前だ!」
「当たり前です…」
「私も当たり前だと思います」
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今回もノリで何とか書き切りました、案外筆が乗ったら全然ネタが思いつかなかったとしてもノルマを500文字くらいオーバできるんですね(知ってた)
ついでに復活アイテムは作中で語られていませんが死に慣れてしまわないよう細工がしてありますので死の恐怖は消えません
あっそれと次回から校外学習という名の実地訓練が始まります
( ᐙ )そういえば強い秘訣みたいなこと言ってませんよね、まぁアイテムの説明の衝撃で一生忘れ去られるんでしょうね。まぁネタに困った時にふと思い出したら言うかもしれないです
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