〜プロローグ~ [アーシュとシャルファの原点]
〜このお話は、ある日転生し、世界を管理する天使となった少女がその管理に飽き、今まで管理してきた世界とは違う世界でまったり過ごすまったり冒険物語〜
私、柏木 真奈は生まれた時から病弱だった
幼稚園のころはほとんどいけず、友達は一人もいなかった、小学校のころになると病院で過ごすことも多かったけど友達…それも親友と呼べる子ができたその子の名前は阿久津 綾、私は小学校のほとんどの時間を綾と過ごした、中学校にあがっても綾とは同じ学校だった、中学校にあがっても私たちは親友だった、でも私が病弱だから中学校3年生に上がるまでに学校に行けたのは1年ちょっとあるかないかだった、そろそろ受験だから頑張ろう!と綾と言葉を交わして数日もしない頃だった、綾の"訃報"を聞いたのは。私はそのとき入院していて知らなかったのだが帰り際に赤信号を無視した車に跳ねられ即死したらしい、信じられなかった、ほんの数日前まで言葉を交わしていた綾が死んだという事実が受け入れられなかった、だからなのだろうかその2日ほどたったころ久しぶりの通学途中に心臓発作を起こし死んだのは、私は気がつくと知らない場所にいた、その隣にいた綾と共に、私は心底驚いた「どうして!?死んだはずじゃ…」と綾も私がいることに驚いていたすると目の前に誰かが降りてきたそいつは私たちにこういった
「君たち女神と天使にならないかい?」と降りてきたヤツ、神と名乗るそいつがいうにはちょうど女神と天使を1人ずつ増やそうと思ってたんだが魂を作るのがめんどくさいから最近死んだ若い人間の魂を転生させようと考えたらしい、神は私達に転生する際欲しい力を与えようと言ってきた、
綾は「じゃあ世界を作る力をちょうだい」と言った神は「へぇ…世界を管理してみたいのかい?いいよ世界を作る創世の力とその調整をする破壊の力をあげよう、もう1人の君は何が欲しい?」私はこう答えた「病弱だったから強い体と力が欲しい」と、なぜ力まで欲するかというと私が入院中によく転生を題材にした小説を読んでいたからだ、私も強くなってみたいと思ったのだ
神は「いいよ、なら君は美徳と大罪、それから創世と消滅を司る天使にしてあげよう」といって私達を転生させた、それから私は女神となった綾…アーシュ・ヴァーチュと共に世界を作りだし管理して過ごした、世界を見るのは楽しかった、しかし刺激が足りなかった、アーシュと私…シャルファ・ヴァーチュは戦って楽しもうと思った、そして戦いを始めると私の勝利で終わったお互いに「つまらないね」と言った私は戦いがいがなくつまらないといい、アーシュは思ったより戦えなくてつまらないという思いだったがそれ以上にお互いの仲が良く関係は変わらなかった、しかし管理を初めて1万年程が経った頃だった私は飽きてしまった、世界の管理に、しかしアーシュはまだまだ飽きてはいなかった。私はアーシュと話していて世界の管理に飽きてしまったと言った、するとアーシュはこういった「そういえばあの神が言ってたんだけどね管理はしないでも構わないからそこで信仰される神になってくれないか、その世界は気が向いたら好きにしてもいいからって言われて世界を1つ渡されたのよねだからシャルファその世界に行ってみない?」私は思った、なら、その世界で人として過ごしてみるのも悪くないかなと
「ならその世界に転生して隠居してみるね〜」というとアーシュは「え〜ずるーい私も行きたーい!隠居したーい!」と私はすかさず「ダメだよ アーシュは世界を管理する仕事があるの!居なくなったら世界が壊れちゃうよ?」
「むぅ…いいなぁ…まぁともかく楽しんできてね!い・ん・きょ・せ・い・か・つ!」アーシュは嫉妬するかのように顔をムッとさせ私を送り出した次に目が覚め、記憶を思い出したのは人の子に転生して3歳の頃だった。そこから私の天使隠居生活が本格的に幕を開け始めたのだった
プロローグはいったんここで終わりです
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次回の更新は恐らく今日中に出すかと思いますそれではお楽しみに〜