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薄日中から

作者: 人間詩人

曇り空

広がる広がる

雨降り近しだろうか


ひんやり感は続く

光けの無い寒い日だな

どうしてもフラッシュバックから

わんこ君を思い出して

しまう

悲しさが深層心に

絶対的な記憶と刻み込まれているのだろう

現実が消えた時から

記憶となり

過去のことばかり

掘り起こしてしまう

心がある


出来れば

前の未来時間のために

心は動いて欲しいのだが

現実も過去も

とりあえずは繋がって

いるのだから

仕方が無いことでもある


何だか自分の良き時間を

奪い去られた気分だ 

わんこ君のこと以来は

もぬけの殻になり

下がり下がり続けている

私の心は

どこに入ってしまったのかと不思議な気持ちに

なり出して行く


早くもさくらんぼの木に

花が咲き始めた

自然は素直なんだなぁ

やがで真っ赤な実を

撓わに生らすらのであろうか

一度だけ食したことが

あるのだが

酸っぱいばかりで

食べられる感じじゃない

記憶が残っている


サクラんぼの実が

生る頃には鳥たちが

しめしめと食しに

やってくるのである

その頃には初夏に成りつつあり

環境も様変わりをしだす


だとしても

良き記憶と

悪しき記憶が

重ね合いながら

脳裏を駆け巡るから

心は大騒ぎになり

疲れてしまうよ

私の心は

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