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青天を翔ける  作者: 灰猫
【第2章】氷解。そして、ある"春"の終わり
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【登場人物・用語】

【登場人物】

<蒼桜高校・教員>

六連(むつら) (すばる)

 この春から着任した新任教師。一年A組副担任。理科、主に生物担当。出身大学は極北大学生命科学院。陸上部顧問。物腰は柔らかい。文科系の才能はゼロ。

 その正体は、箱根駅伝王者青谷学院の元主将。運動誘発性喘息を抱えている。かつての後輩である篠崎との六年越しの「約束」を果たすため、驚異的なタイムで五千メートルを走り抜いた。その姿は、部員たちの心に大きな影響を与えたようだ。


丹羽(たんば) 雄翔(ゆうと)

 赴任五年目の若手教員。一年A組担任。体育担当。出身大学は帝都体育大学。バスケ部顧問。齢が近いということで、昴のよき話し相手。たまにどちらが年上か分からない。


板宮(いたみや) 祥三(しょうぞう)

 赴任十四年目の、教師歴三十年のベテラン教師。蒼桜高校創設時から務めている。男性。国語担当。出身大学は帝都大学。嫌味っぽく頭が固いが、悪い人ではない。


<蒼桜高校・陸上部員>

風祭(かざまつり) 颯太(はやた)

 三年生。主将。短長。四百メートル専門。二百もやる。秀才。男子四百メートルにて北信越大会を制し、インハイ出場を果たした。

 六連のファンであり、大学・大学院時代を知っている。篠崎との勝負を通して六連の「想い」が果たされたことに嬉しさを感じる一方で、名実共に引退となってしまうことが寂しい様子。

 六連の勝負を見て気合を入れた長距離メンバーたちの話し合いに手を挙げて――。


八須(はちす) 雄大(ゆうだい)

 三年生。長距離。五千メートル専門。常識人で凡人。ザ普通の人。苦労人。

 才能のない自身に苦しんでいたが、篠崎たちと言葉を交わし、江間の「お前がいい」という言葉に迷いを振り払った。


江間(えま) 恭輔(きょうすけ)

 三年生。長距離。千五百メートル専門だが、五千メートルも走る。中学時代にかなりいいところまでいった天才肌。

 挫折して不良になっていたが六連との二度に渡る勝負で、目を背け続けていた自身の本心と向き合う覚悟を決めた。北信越大会千五百メートルにて、六位とギリギリながらも、インハイ出場権を手に入れた。


財前(ざいぜん) 凛太郎(りんたろう)

 二年生。長距離。五千メートル専門。万年寝太郎から、寝太郎先輩と呼ばれる。いつも寝ているのは、退屈だから。そんな退屈を紛らわしてくれた六連に興味を抱いている。

 六連達の勝負や、皆の熱い想いに触れ、自身の心に芽生えた何かに戸惑いを抱いている。


進藤(しんどう) 努武(つとむ)

 二年生。短長。四百メートル専門。颯太に憧れており、なにかと後ろをついて回る。本当は中距離の方が適性があるのだが、本人は気付いてもいない。頑固者。


水越(みずおち) 由希(ゆき)

 二年生。マネージャー。財前と同じクラスのため、部内で一緒くたにされるのが気に喰わない。明るくはきはきと選手たちの練習のサポートをする。ウオッチ捌きはプロ級。


鳴無(おとなし) 流風(るか)

 一年生。長距離。気の小さい陸上初心者。家は貧乏なので、お金のかからなさそうな陸上を選んだ。はじめは少し走るだけでも息が切れるほどだったが、一か月の練習を経て、走ることに楽しさを感じられるまでに成長した。

 皆の雰囲気が良くなっていることに嬉しさを感じているが、彼らの目指す場所は、まだまだ遠く感じているよう。


(じょう) 慎悟(しんご)

 一年生。長距離。中学時代は八百メートル、千五百メートルを走っていた。猪突猛進系男子。経験者だが、ペース配分が苦手なので短めが得意。


<蒼桜高校・生徒>

鮎川(あいかわ) 真緒(まお)

 一年生。流風のクラスメイト。明るく物怖じしない性格。


<常翔高校>

清崎(きよさき) (よる)

 陸上部顧問。出身大学は極北大学で、院まで進んでいる。六連の先輩にあたるが、在学期間は被っていない。後輩、生徒想いの青年で、六連と篠崎の悲願を果たす一助を担った。静かな物腰の青年だが、茶目っ気ある一面を見せることも。


芳賀(はが) 佳人(よしと)

 三年生。主将で長距離のエース。恭輔の小学校クラブチームからの馴染み。底抜けに明るい性格。


<その他>

荒牧(あらまき) 美里(みさと)

 六連の大学院の恩師。六連に、教師の道を示した。


篠崎(しのざき) 久蓮(くれん)

 六連の大学院時代の後輩。大学院デビュー(?)を果たした六連を瞬時に見破ったらしい。極北大からムーンベルクに進み、研究者と実業団ランナーという二足の草鞋を履きこなしている。日本選手権一万メートルを制し、「至宝」と称される実力者。

 

雪沢(ゆきざわ) 蓮介(れんすけ)

 ムーンベルクのコーチ。かつて蒼桜高校陸上部を都大路優勝へと導いた伝説の主将。六連を蒼桜高校へ送り込んだ張本人らしい。

 休暇という指示を無視して六連との勝負をした篠崎を回収するため、深松と共に長野を訪れた。


深松(ふかまつ) 誠司(せいじ)

 ムーンベルクの主将。

 休暇という指示を無視して六連との勝負をした篠崎を回収するため、雪沢と共に長野を訪れた。


如月(きさらぎ) (あお)

 六連の大学院時代の後輩。日本選手権一万メートルでは、篠崎との名勝負を繰り広げた。


清野(きよの) 範昭(のりあき)

 六連の大学院時代の後輩。今年度からムーンベルクに入社し、営業として働いている。不器用ながらも優しい。篠崎と六連のことを案じている様子。


一条(いちじょう) (あおい)

 丹羽の高校時代からの親友かつ、六連の大学時代の先輩。


伯耆原(ほうきばら) (つよし)

 栄鵬高校陸上部の監督。清崎の前任の常翔高校陸上部の監督で、清崎の恩師でもある。


【用語】

蒼桜(そうおう)高校

 長野県にある私立高校。創設十四年目。


常翔(じょうしょう)高校

 長野県にある私立高校。陸上部は、古くから長野県の王者として君臨する強豪。


栄鵬(えいほう)高校

 長野県にある私立高校。長く古豪と呼ばれながらも燻っていたが、二年前に伯耆原が監督として赴任して以来、着々と力をつけている。


・ムーンベルク

 駅伝部の強い実業団チーム。理系の会社で、製薬を中心に幅広い商品を展開している。


極北(きょくほく)大学

 北海道札幌市にある総合大学。旧帝国大学のひとつ。敷地は広く、医、理、農、文、工など様々な学部がある。六連や清崎の出身大学。


青谷(あおたに)学院大学

 東京都にあるキリスト教系の大学。文系が強い私立。箱根駅伝の「王者」と称される強豪校。六連の出身大学。

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