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躁鬱病という名の厄介者~beginningニューヨーク編・悲劇は突然に
ーニューヨークー
摩天楼の輝く街・・・マンハッタン、ジェイクのその赤いマスタングは、マンハッタンの通りを猛スピードで走っていた。
彼は自宅まで急ぐ。自宅の武器庫から銃を選ぶジェイク。そして、ハンドガンを腰のベルトに挿し
セミオートの大きなマシンガンをバッグに入れロベルトのもとへ・・・。
ーその頃ー
ロベルトはマンハッタンの事務所で、嫌な予感を拭えずに、落ち着かなく、
ジェイクの来るのを待っていた。
遠くで鳴り響く銃声。・・・コツコツコツコツ・・・
廊下をゆっくりと歩く二人組みの足音・・・。
厳重なセキュリティもガードマンも、もう意味は無かった…
ロベルトは・・・何が起こるか・・・もうわかっていた。
後悔などない。命乞いなどもしない。心残りなのは地位でも名声でも富でもない。
両親と弟・・・家族のことだけだ。ジェイク・・・頼んだぞ・・・神よ・・・弟を守り給え・・・。
鈍い銃の音と共に・・・。ロベルトの思考は停止した・・・。彼は力無く床に倒れた。
ジェイクが駆けつけた時には、もうすでに遅かった。ジェイクはショックのあまり、気が狂ったように泣き叫んだ。
続く
次回 ニューヨーク編
復讐のエピローグをお送りします!!!!




