第十二話ダイジェスト
わたし、どこにでもいる普通の彗星の如く現れた孤独の覆面脱法ヤク中電波ゆんゆん湯けむり倫理アンドロアイドルエセエルフ・オブ・ダブルフェイスで世界の敵となった救世主メル・BAN・マックスウェル。
ひょんなことから彗星の影響で未だ思うように魔術が使えない仲間とともに戦うも、王都軍の圧倒的な強さの前に大ピンチ!!
手隙になったことを見計らい王都をはじめ、世界中に彗星を落とし始めるエスターテ。
事態が明らかになり始めたころ、王都軍と手を取り合い、彗星を止めるためにエスターテ地下の違法賭博場の地下にある隠された研究所に向かう。
魔術や魔道具を阻害する毒ガスが充満している研究所で、ナノマシン研究により耐性を獲得したエスターテの私兵の手にかかり次々に脱落していく仲間たち。
追い詰められたわたしは、魔術が使えなくなってから妖精の力を借りたりや洗脳意識と対話しながらひそかに開発していた全く新しい魔術を使い、その場を切り抜ける。
元来、属性分けされていた魔術はヒトによって恣意的に定められていただけに過ぎない。
その源を意思の力で制御することで、素質や素養に左右されず単一の魔術から個人の意思を反映した任意の効果を得ることができるこの術式を、わたしはシン・シングル・フォースと名付けた。
研究所を制圧し彗星を無効化できたものの、エスターテの最後の抵抗として、すべての罪がわたしに押し付けられ再び世界から追われる身になっちゃって、わたしのこれから一体どうなっちゃうの~~~!?
(以下本文は、出版契約上の都合から省略させていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。)




