第十一話ダイジェスト
わたし、どこにでもいる普通の彗星の如く現れた孤独の覆面脱法ヤク中電波ゆんゆん湯けむり倫理アンドロアイドルエセエルフ・オブ・ダブルフェイスのメル・BAN・マックスウェル。
ひょんなことから王都に辿りつき学園生徒は無事に助かったんだけど、彗星落下はエスターテ学園が開発した大陸弾道魔術で、独立国家エスターテとして世界を支配しようとする壮大な計画の仕組まれた前実験だったと知って大ピンチ!!
エスターテ運営陣からは命・社会的身分・倫理を掛けてまで学園生徒の救済に尽くした遂行意識・合理的精神を見込まれ、世界を独裁する新しい象徴として哲人王にならないかと持ち掛けられる。
断れば世界中にスパイや殺人の罪が暴かれ王国で処刑され、そのうえ関わった学園生徒の命も保証しないという。
だけど、わたしたち諸共彗星で吹き飛ばそうとしたエスターテの言葉を信用していいのか分からない。
学園生徒の救世主として世界中から称えられる中、一人苦悩するわたしに声をかけてくれたのは、かつてわたしを治療してくれたジェスティ・ブラウン。
これまで一人でやってきたわたしは、ここで初めて仲間がいることの心強さを知る。
いままで関わりのあった人たちに声をかけ学園の野望を世界中に明らかにする作戦を立てるも、ディバーン・エドウィンの裏切りによってエスターテ側に話が漏れて学園を舞台に王都の正規軍と全面戦争って、わたしの未来これから一体どうなっちゃうの~~~!?
(以下本文は、出版契約上の都合から省略させていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。)