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海を歌う愉快な黒板

選択

作者: 海之本

私の前には

2人の男がいる

右側には

自由を愛する男

左側には

才能を愛する男


私の横には

2人の女がいる

右側には

特別を愛する女

左側には

平凡を愛する女


私の後ろには

2人の子供がいる

右側には

夢を愛する子供

左側には

保護を愛する子供


両者の手をとり

歩けはしないだろうか


選択し

決断をし

前進するたび

何かを犠牲にする


右の男は安定を

左の男は安息を


右の女は世界を

左の女は名声を


右の子供は現実を

左の子供は自由を


幾ばくか

あるいは

すべてを捧げている


何も失わない者は

この世にいないのだろうか


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― 新着の感想 ―
[良い点] 左の〜と右の〜や、〜を愛するなど二つずつ揃えてあって見た目的にも読むときにもしっかりしたイメージになってますね。 「〜だろうか」で、主人公が選択に迷っていることが伺えます。 [気になる点]…
[良い点] こんばんは。 どちらか一方を選ばなければならないとき、ありますね、たくさん。何かしらいつも選択して生きている。いつも何かを失い続けて、同時にいつも何かを得ながら生きている。そんなことを考え…
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