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君依存症。
初めまして。
僕です。
艾じゃないから艾って呼ばないでね。これ重要。
主人公くん。僕くん。って呼んでね。
とか余計なこと喋ってみる。
大好きな君のために僕は毎日君に愛を贈るよ。
きっと僕は「君依存症。」
僕はきっと病んでます。
最近流行りのヤンデレです。
でも君のせいだよ。
君が僕から離れちゃったせい。
だから僕は今日も君に想いを届けます。
なんて、言ってみたかっただけ。
病んでるけどさ、構ってほしい。
これって我が儘なのかな?
これが我が儘なら僕はもう何も喋れなくなっちゃうから我が儘じゃないってことで。知らないけど。
唐突だけど、僕は猫になります。
君は猫が好きだったから。
今も好きかな?嫌いだったらどうしよう。
でも僕は君のことなんでも知ってるから大丈夫だよね。
にゃあ。
あれ、どうだろう。猫になれたかな。
にゃあにゃあ。
うん、猫だ。真っ白な毛並みの猫。
君好みに近づけたよ、誉めて。
とか言って、少ししゃがみます。
君が撫でやすい様に。
あ
り
が
と
う
ご
ざ
い
ま
し
た
。