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P-X  作者: 真叉風巳
第7章「黒と白」
98/100

第2話「信頼と協力」

 お読みいただきありがとうございます!

 少し視点変更して始まります。

 それではどうぞお読みください!

 4人は瞬時に身構え、戦闘体勢に入ったがダークから攻撃が放たれることは無く、4人に向かってダークから言葉が向けられた。


「そんな警戒すんなよ…あの2人が戦っている理由を教えてやる。」


 悪魔がダークのその一言に対し、怒りを露にして鎌でダークの体を斬り裂く。


 ダークの体は真っ二つになったが2つに分かれた肉塊が黒い液状になって一箇所に集まる。そしてその液体の中からまたダークが現れた。


「俺は死ねない体だ。いいから話を聞け。てめぇらに危害を加えるつもりもねぇ。」


 ダークはそう言い終え、口内から大量の血を吐き出す。かなり衰弱しているようで4人に攻撃ができるとは到底思えなかった。


 だが悪魔はもう一度ダークを鎌で斬り裂いた。今度は肉塊が大きく8つに分断され、鮮血が周囲に飛び散った。しかし数秒としない内にダークの体は先程のように液状となって再生された。


 悪魔はもう一度斬り裂こうとしたがエディクによって止められた。ダークは4人に向かって言う。


「…ライトに長が、ジョーカーにサタンが"憑依"した。」


 ダークのその一言で事態を理解したのはエディクと悪魔だけだった。ダークは言葉を続ける。


「"憑依"された肉体は、"憑依"している神から開放しない限り自由にはならない。」


 ダークの言葉に神風が反応する。


「『長』と『サタン』をあの2人から引き離すほどの攻撃をあたえればいいのか?」


 神風の言葉をエディクが冷静に否定する。


「いや…無理だな。長とサタンには俺達の能力を持ってしてもかすり傷ひとつ負わせる前に殺されるだろうな。」


 エディクの言葉にダークが頷いて言う。


「そうだ。神には、『対神能力』という能力ちからがなければ対等にすらなれん。現在その能力を持っているのは俺とNO.1だけだ。」


 ダークの言葉に冷静さを未だに失うことなくエディクが尋ねる。


「…エースはどこだ?お前に修復不可能な傷を負わせたのはエースだろう?どこにいる?」


 エディクの言葉には一切感情の変化は見られなかったが、表情や体中から溢れ出るオーラがエディクの怒りや焦りを知らせていた。


「安心しろ。死んでねぇよ。第一ここから数十キロ離れた場所にいる。長とサタンの巻き添えを食うことはないだろう。」


 ダークの言葉にエディクは多少は安堵したように見えたが、まだ表情は硬いままだった。


「続けるぞ。


 あの2人が最も近づいた時に俺を2人の間に連れて行ってくれ。それが成功したら、俺が2人から長とサタンを引き離す。」


 ダークの言葉に3名が賛同した時、1名だけが意義を唱えた。


「待てよ…。」


 その主は悪魔。エディクが彼を心配そうに見つめたが悪魔は決意を込めた眼差しでそう言った。


「…ダーク、2つの事を約束しろ。


 1、ライトとジョーカーに一切の危害を加えず、長とサタンを引き離す事。


 2、長とサタンを引き離した後、自殺する事。


 …守らなかったら俺が殺す。」


 悪魔は冷たく言い放ち、ダークに背を向ける。2、3歩長とサタンに向かって歩き、最後に一言付け加える。


「…別にお前を信じた訳でも許した訳でもねぇ。

 だが、あの2人が救えるなら全力を尽くすつもりだ。」


 悪魔はそれだけ言ってまた歩を進め始めた。

 お読みいただきありがとうございました!

 次回は5人VS長VSサタンです。

 それでは次回もまたお読みください!

                                 真叉風巳

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