第5話「不死身」
お読みいただきありがとうございます!
今回は2つの異界からお送りしたいと思います。
それではどうぞお読みください!
―――ライト・???―――
「…!?ジョーカー!?」
「だから『手伝って』って言ったでしょ。私一人じゃ無理だから。」
「分かった。急ごう。」
―――ポセイドンの異界―――
ポセイドンが海中から出てくる。大きな腕にはダークが抱えられていた。
「仕留めたぞ。…ガイアの話…残念だ。我らの中で最も非力ではあったが…まさか殺されるとはな…。敵はとったが。」
「………そんな簡単に殺られるかよ。」
ダークの手が黒く輝く。その様には見覚えがあった。…10年前「P-X」がダークに襲われたときダークが仲間の能力を奪った技だ。ダークが腕をポセイドンに当てようとする。
「結界!!」
俺は即座にポセイドンに結界を張り、ダークの手がポセイドンに当たらないようにする。ダークの手は結界にはじかれ、ポセイドンがダークを放す。
「…危ねー、もう少しで死ぬとこだった。」
「人よ…奴は何者だ?」
ポセイドンが俺たちに尋ねる。いくら神でもダークの力には驚いたようだ。ポセイドンは矛を取り出し、ダークに向ける。ダークが俺たちの代わりにポセイドンの問いに答える。
「人間だ…不死身のな!」
ダークが飛翔し、ポセイドンの目前に迫る。手は黒く輝いていて能力を奪うつもりのようだ。今度はエースが聖槍をダークに向けて振ってポセイドンに触れさせない。
「邪魔だなぁ…てめぇから殺ってやろうか?」
ダークがエースに向かって行く。手には聖槍を持っていて先ほど大きく振ったエースには防げそうにない。俺は結界を足場にしてその場に立ち上がり、エースに向かって走る。
「死ねぇ!!」
(間に合え!!)
『ドスッ!!!』
―――P-Xの異界―――
「…ライトいた?」
黒雷が息を切らしながらこちらに走ってきて尋ねる。私は首を横に振って答える。
「ううん、どこにもいない。」
本当にどこに行ったんだろう?ライトを見た人はまったくいないし…。
「…まさか…ジョーカーとどこかに?」
「…さすがにそれはないよ。ライトはそんなことしないよ。」
「あ、いた!炎、黒雷!」
私たちの後ろからライトの声がした。
「…ライトその2人誰?」
私と黒雷はその声を聞いて驚いた。すぐに振り返るとそこにはライトとジョーカーがいた…。
「…ライト…ふざけないでくれる…!」
黒雷はライトに向かって全力で走り出した。黒雷の体からは電気がほとばしっていた…。
お読みいただきありがとうございました!
次回はクライマックスとなります!いつも以上に長くなると思いますが、次回もまたお読みください!
真叉風巳




