第4話「ポセイドン」
お読みいただきありがとうございます!
今回はポセイドンの異界のみですが楽しんでお読みください!
―――ポセイドンの異界―――
『ズガァァァァァン!!!』
海が割れる。遠くからダークが聖槍を振りかざしたようだ。エースが衝撃波をすべて受け止め、悪魔と共にダークのいる場所へ向かって行く。
「神風、行くぞ。」
俺は神風にそう言うと、神風は言われた通り俺と水を連れてエースと悪魔の後を追って行く。ダークとの距離があと数十メートルになったところで悪魔が右腕から鋏を取り出し一足先にダークに向かう。
「はぁっ!!」
悪魔の鋏はダークの体を捉え、続けて左腕に持っていた鎌でダークの顔面を切り裂く。
「残念だが…それは幻覚だ。」
ダークの声が突然俺の背後から聞こえ、俺の前に出てまだ気がついていないエースを狙う。
「エース!!」
俺の声でやっとエースが振り返る。…しかし、すでに遅くダークの槍がエースの目前に迫る。
『ガキィン!!!』
すさまじい金属音が辺りに響く。海中からダークとエースの間に三叉の矛が出てきてダークの槍とぶつかったようだ。
「…神のお出ましか…。」
ダークがそう呟き、海中からポセイドンが出てくる。ポセイドンは2メートルほどで、顔にはひげが生えており、腕に持つ矛はポセイドンの体より大きい。
「…貴様ら何者だ?ここを我の異界と知っての狼藉か?」
ダークが槍をポセイドンに向ける。
「俺はてめぇを殺しに来た。いさぎよく俺に殺されろ。」
ダークが槍をポセイドンに向けて突き出す。
『ガキィン!!!』
ポセイドンはその場から動くことなくダークの槍を防ぐ。ポセイドンは俺たちの方を睨み、俺たちに尋ねる。
「…貴様らは何をしに来た?」
エースが武器をしまい、ポセイドンに言う。
「私どもはそこの愚か者を長の命により抹殺しに来ました。」
「長か…。懐かしい名だ。……ガイアはまだ生きているのか?」
ダークがポセイドンの問いに答える。
「そんな奴俺がぶち殺したぞ。俺は神をすべて殺すつもりだからな。」
ポセイドンがダークに向かって矛を振る。
『ズガァァァァァン!!!』
ダークは矛を槍で受け止めたが海中に沈んだ。
「今の話…真実か?」
エースが申し訳なさそうに言う。
「……はい。」
「そうか……。残念だ。」
ポセイドンが海中に潜る。俺たちは海の中までは行かず、海上で待つことにした。
お読みいただきありがとうございました!
次回はポセイドンの異界とP-Xの異界の両方を出していきたいと思います。
それでは次回もお読みください!
真叉風巳




