第5話「着物後編」
お読みいただきありがとうございます!
さて、今回は「着物後編」です!最後はしっかりとまとめれるようにがんばりたいと思います。
それではどうぞお読みください!
―――エディク・エース―――
「そんな格好で走り回るな!」
「走らせたのは誰だ!?」
「俺じゃねぇよ!」
「全く…さぁ逃げた理由を聞かせてもらおうか?」
「誰が教えるか!」
エディクが私の下で抜け出そうと動く。…あのときのことを忘れているようだな。エディクに顔を近づけ、耳元でささやく。
「…いいのか?あのとき『ピ――――――』をしたことや『ピ――――――』と言ったことを全てライトたちに言っても……。」
エディクが顔を赤くして言う。
「な…!お前まだそれ覚えていたのか!?」
「他にもあるぞ。『ピ――――――』や『ピ――――――』などまだまだ覚えているぞ。」
エディクが耳を塞いでわめく。
「もうやめろ!分かった!言う!言うから!」
エディクが抵抗を止め、両手を地面につけて言う。
「…やっぱ言えねぇ!」
エディクは結界を私にかけ、起き上がって逃げる。
「おい、エディク!…待てよ………。」
(まぁ…いいか。追いかけるのは楽しかったし…。)
私は少し名残惜しさを抱えたまま自分の部屋に戻った。
―――黒雷・炎―――
「ところで…今度ポセイドンの異界に行く人は決まったの?」
「ああ…神風と水それからNO.1とNO.2が行くらしいよ。」
炎が悲しそうに下を向いて言う。
「…やっぱり……もう皆の役には立てないよね……。」
僕は炎の頭を撫でる。炎は少し頭を上にあげて、下から僕を見上げてくる。
「……大丈夫だよ。僕は炎がいないと寂しいよ…。」
炎が僕に抱きついてくる。
「な…何、炎!?」
「…黒雷…ありがとう。」
―――神風・水―――
「…水…もうちょっとこのままでいていい?」
「……別にかまいません。」
神風に抱きつかれたまま数秒がたった。数秒の時がまるで永遠のように感じた。
「…水……ずっとこの時が続けばいいのにね。」
「……私も…そう…思います。」
まだ目を合わせることができず、下を向いてしまう。
「水…大好き。」
―――ライト・ジョーカー―――
ジョーカーはいろいろなことを僕に教えてくれた。ジョーカーの兄は『悪魔』で、自分たちの両親をダークに殺されたこと、そして…そのときダークに契約されたこと。それから後はダークに洗脳され、自分たちの意思で話すこともできなくなったこと、洗脳が解けてから2人でダークに復讐することを誓ったこと…。
「…こんなもんかな。どう?満足した?…って何泣いてんの?」
「…いえ…気にしないで下さい。」
「まぁいいや、また今度来ることにする。…次はいつ会えるかわかんないけど。」
「…次来るときはお兄さんも連れてきてください。今度はお茶くらい出しますよ。…それからたとえダークを殺せなくても死なないで下さい。」
「…何で?私たちが死んでも悲しむ人なんていないでしょ?」
「僕が…悲しみますから…。」
ジョーカーが僕に背を向け、テレポートの準備をする。
「…分かった。絶対生きて帰る。」
ジョーカーの姿は消え、ジョーカーがいた場所には1つの雫が落ちていた…。
お読みいただきありがとうございました!
あまりにふざけすぎて少し変な感じになってしまいました。
それでは次回は第3章最終話となりますのでどうかご覧下さい!
真叉風巳




