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P-X  作者: 真叉風巳
第3章「エース」
77/100

第5話「着物後編」

 お読みいただきありがとうございます!

 さて、今回は「着物後編」です!最後はしっかりとまとめれるようにがんばりたいと思います。

 それではどうぞお読みください!

―――エディク・エース―――


「そんな格好で走り回るな!」


「走らせたのは誰だ!?」


「俺じゃねぇよ!」


「全く…さぁ逃げた理由を聞かせてもらおうか?」


「誰が教えるか!」


 エディクが私の下で抜け出そうと動く。…あのときのことを忘れているようだな。エディクに顔を近づけ、耳元でささやく。


「…いいのか?あのとき『ピ――――――』をしたことや『ピ――――――』と言ったことを全てライトたちに言っても……。」


 エディクが顔を赤くして言う。


「な…!お前まだそれ覚えていたのか!?」


「他にもあるぞ。『ピ――――――』や『ピ――――――』などまだまだ覚えているぞ。」


 エディクが耳を塞いでわめく。


「もうやめろ!分かった!言う!言うから!」


 エディクが抵抗を止め、両手を地面につけて言う。


「…やっぱ言えねぇ!」


 エディクは結界を私にかけ、起き上がって逃げる。


「おい、エディク!…待てよ………。」


(まぁ…いいか。追いかけるのは楽しかったし…。)


 私は少し名残惜しさを抱えたまま自分の部屋に戻った。




―――黒雷・えん―――


「ところで…今度ポセイドンの異界に行く人は決まったの?」


「ああ…神風とすいそれからNO.1とNO.2が行くらしいよ。」


 えんが悲しそうに下を向いて言う。


「…やっぱり……もう皆の役には立てないよね……。」


 僕はえんの頭を撫でる。えんは少し頭を上にあげて、下から僕を見上げてくる。


「……大丈夫だよ。僕はえんがいないと寂しいよ…。」


 えんが僕に抱きついてくる。


「な…何、えん!?」


「…黒雷…ありがとう。」




―――神風・すい―――


「…すい…もうちょっとこのままでいていい?」


「……別にかまいません。」


 神風に抱きつかれたまま数秒がたった。数秒の時がまるで永遠のように感じた。


「…すい……ずっとこの時が続けばいいのにね。」


「……私も…そう…思います。」


 まだ目を合わせることができず、下を向いてしまう。


すい…大好き。」




―――ライト・ジョーカー―――


 ジョーカーはいろいろなことを僕に教えてくれた。ジョーカーの兄は『悪魔』で、自分たちの両親をダークに殺されたこと、そして…そのときダークに契約コントラクトされたこと。それから後はダークに洗脳され、自分たちの意思で話すこともできなくなったこと、洗脳が解けてから2人でダークに復讐することを誓ったこと…。


「…こんなもんかな。どう?満足した?…って何泣いてんの?」


「…いえ…気にしないで下さい。」


「まぁいいや、また今度来ることにする。…次はいつ会えるかわかんないけど。」


「…次来るときはお兄さんも連れてきてください。今度はお茶くらい出しますよ。…それからたとえダークを殺せなくても死なないで下さい。」


「…何で?私たちが死んでも悲しむ人なんていないでしょ?」


「僕が…悲しみますから…。」


 ジョーカーが僕に背を向け、テレポートの準備をする。


「…分かった。絶対生きて帰る。」


 ジョーカーの姿は消え、ジョーカーがいた場所には1つの雫が落ちていた…。

 お読みいただきありがとうございました!

 あまりにふざけすぎて少し変な感じになってしまいました。

 それでは次回は第3章最終話となりますのでどうかご覧下さい!

                                 真叉風巳

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