第5話「奪」
お読みいただきありがとうございます!
それではネタ切れしてきたのでがんばって執筆していきます。
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「危ない!」
僕はすぐにテレポートをし、ガイアの前に立つ。
「LV.5!」
『マナ』を使う時間もなく、そのまま矢に向かって『マナ』を撃ちこむ。
『バチィッ!』
閃光が走り、矢の軌道が反れて何とか防いだ。ダークが僕に向かって言う。
「どけ。次は殺すぞ。」
その声にはかなりの圧迫感があり、体に力が入らない。ガイアが後ろから僕に声をかける。
「離れなさい。ただの人間が私に勝てるわけありません。」
ガイアが僕より前に出る。背を追いかけようとするがへなへなと倒れこんでしまう。
「ライト!」
炎と水が僕に駆け寄る。ガイアがダークに問いかける。
「さて、貴様の望みは私を殺すことでは無いだろう?察するところ“長”への復讐か?」
ダークが右手と左手を合わせ、手の間から黒い液体のようなものがあふれ出す。ダークがガイアに向かって言う。
「そうだ。俺は“長”を殺すことが目的だ。そのためにお前の能力を奪いに来たんだよ!」
ダークの手から黒い液体がガイアに向かって飛ばされる。ガイアはかわさずに黒い液体をかぶる。
「こんなもの…神に効くと思っているのか?」
ダークがガイアに言う。
「足止めになれば十分なんだよ。」
ガイアに付いていた液体が檻のような形になる。ダークが走ってガイアに近づく。
「第1番目の能力…『奪』!」
ダークの手が黒い輝きを帯びる。ダークはその手をガイアの体に当てた。
「…やはりな。神の能力はすばらしい。」
ガイアから生気が抜け、目が閉じられた。ダークがこちらを向いて言う。
「次はポセイドンだ…。」
ダークが僕たちに背を向け、また腰から刀を抜き、抜いた刀が輝きを放つ。
「第201番目『断界の爪』。」
『ズバン!』
三日月状の黒いものが刀の軌道に現れ、その中にダークが飛び込む。炎と水が僕を立たせ、炎が言う。
「…早く行かないと。…エースさんとエディクが危ないんでしょ?」
僕と水は頷き、穴に向かって飛び込んだ。
―――数分前地上―――
目を開けると周りは暗く、すぐ近くに死神…ジョーカーがいた。ジョーカーのすぐそばにはデーモンと倒れたエディクがいた。体を起こして身構え、二人に尋ねる。
「お前たちは…私たちを殺しに来たのか?」
私の問いにジョーカーが答える。
「違います。あー…めんどくさ。兄さん説明して。」
デーモンがこちらを向いて言う。
「俺たちはお前らを助けに来たんだよ。」
「何!?」
「心配なら心でも読んでみな。」
デーモンにそう言われ、二人の心を探る。
二人の心の中には…ダークへの恨みと復讐心が見えた。
「分かったか?俺たちはダークの目指す次の異界…ポセイドンの異界でダークを討つ。これは警告だ。ポセイドンの異界には入るな。」
デーモンはそれだけ言うとジョーカーと共にどこかへ歩いて行った。
お読みいただきありがとうございました!
1日UPが遅れて申し訳ありませんでした。
それでは次回第2幕第1章最終話です。またお読みください!
真叉風巳




