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P-X  作者: 真叉風巳
第2幕第1章「異界の中」
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第4話「おかしな点」

 お読みいただきありがとうございます!

 今回は題名にもありますが“ガイア”を出していきたいと思っています。

 それではどうぞお読みください!

 ダークと話してから数分の間歩き続けた。えんはどうか知らないが、すいと僕はダークの行動におかしな点が幾つかあるということを考えていた。


 一つ目は“ガイア”の使徒をわざわざアフリカから連れてきたことだ。神の使徒にはそれぞれつかさどっている神たちの異界を切り開くことができる。“ガイア”の異界に入る必要がないのであれば連れてきて能力を奪う必要は無いはずだ。


 二つ目は“長”の異界と“ガイア”の異界を間違えたという点だ。“長”の異界に入るには僕の能力を奪わなければ異界に入ることはできないはずだ。


 三つ目はネプチューンを裏切らせたことだ。“ガイア”の異界に入る必要が無いのなら“ポセイドン”の異界にも入る必要は無いだろう。さらに、ネプチューンの能力を奪うなら裏切らせるんじゃなくてそのまま奪えばいいだけだ。裏切らせたことで僕たちは居場所が無くなったが、それだけのためにネプチューンを裏切らせるのはおかしい。


 …考えれば考えるほど分からなくなっていく。すいと僕が首をかしげていると、ふとえんが呟いた。


「ねぇ…エースさんとエディクは無事なのかなぁ…?」


 …そうか!ダークの狙いは…『分離』か!僕は同じくそれに気がついたすいと目を合わせ同時に走り出す。えんは少し遅れて走ってきて僕たちに並ぶ。そして僕たちに向かって尋ねる。


「どうしたの?2人共?」


 えんの問いにすいが答える。


「すこし、急ぎますよえん。エースさんとエディクが危ない…。」


 僕たち三人はスピードを上げ、一気に森を抜けた。


 


―――現実世界―――


「何人いるんだこいつらぁ!」


 エディクが結界を使い、守りながら敵を別の結界の中に封じていく。ライトに少し治癒してもらったので、今はなんともないようだ。


「エース!『千里眼』で敵の数を探ってくれ!」


「わかった!」


 すぐに『千里眼』を発動し、敵がどれほどいるのか探る。周囲はほとんどダークの一味が占めており、ざっと10万人はいるだろう。すぐにエディクに報告する。


「エディク!10万はいるぞ!ある程度抑えながら戦え!」


 しかし、エディクの返事はなく、それどころかエディクの姿も見当たらない。


「…エディク?」


 エディクの結界も消え、ダークの一味が私に向かって跳びかかって来る。なんとか横に移動してかわし、体勢を整える。


『ガバッ!』


 背後から口を押さえられ、意識が薄れる。最後に見えたのは暗闇だった…。




―――ガイアの異界最深部―――


 ダークが奥にいて、その先には暗闇があった。周囲はまるで夜のように暗くなり、すいが慣れないながらもほのおで辺りを照らしていた。不意にダークが振り返り、僕たちに向かって言う。


「やっと来たか。…ガイア様のお出ましだぜ。」


 ダークが言い終わると暗闇が一気に晴れる。そして、ダークのさらに奥から1人の女の人が現れる。ガイアは白い布で体を包んでおり、まるで女神を思わせた。ガイアがダークに尋ねる。


「貴様か?ダークと呼ばれし秩序を乱すやからは?何の用だ?」


 ダークが笑みを浮かべて言う。


「…お前を殺しに。」


 ダークが背から大きな弓矢を取り出して放つ。神風たちが言っていたあめ穿うがゆみだろうか。はガイアに向かって真っ直ぐに飛んでいった。

 お読みいただきありがとうございました!

 今回はこのへんで終わらせていただきます。

 明日は「THE ULTIMATE」をUPします。次回もどうかお読みください!

                                 真叉風巳

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