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P-X  作者: 真叉風巳
第1幕第1章「P-X」
6/100

第6話

またお読みしていただきありがとうございます!

前回ではエディクが2度目の灰となりました。

今回はエースの能力、そして『P-X』の過去について少しふれていきたいと思います。

楽しんでお読みください!

「あ、やっぱり。」

アレクサンドルさんがそう口にする。そして、足早に部屋を出て行く。エースさんを見ればかなり綺麗で、エディクさんやアレクサンドルさんと同じほどの年齢に見える。急にこちらを向き口を開く。

「私とエディクは同い年で幼馴染だ。アレクサンドルとは2つ違っていてアレクサンドルが23歳だ。

ちなみに炎と水はお前と同い年だ。」

「ああ、そうなんですか。・・・まさか心でも読めるんですか?」

「・・・!」

エースさんがひどく驚き、言ってくる。

「・・・今のは忘れろ。」

顔を赤らめてエースさんが言う。どうやら心が読めるようだ。エースさんが立ち上がる。

「なぜ分か・・・。」

どうやらやっと分かってくれたようだ。

「・・・改めて自己紹介をしよう。」

さっきのは気にしないようだ。

「私の名はエース。『P-X』のNO.1でここの隊長だ。私の能力は、超能力のコピーだ。目覚めている能力者の能力をコピーすることで自分の力として使うことができる。・・・察していると思うがすでにコピーしてある能力の中には千里眼と・・・心を読む能力だ。」

(じゃあなぜ『P-X』の人たちから能力をコピーしないのですか?)

心が読めるといったので心の中でそう思った。あれ、エースさんが反応しない。

「あの・・・。」

「ん、どうした?」

「なぜ今は読めないのですか?」

エースさんが窓に寄って何かを見、振り返ってから言う。

「今はエディクがこの力に結界を張っているから読めない。」

・・・どうやらエディクさんの生死を確認したようだ。窓から叫び声が聞こえるが・・・。

「では・・・。なぜ炎や水、アレクサンドルさん、そしてエディクさんの能力をコピーしないのですか?」

「あぁ。それは、私には手を媒体として使う能力は合わないからだ。でもエディクの能力は手を使わなくても出せるのだが・・・なぜかコピーさせてくれなくてな。さっき言った3つしかない。他に聞きたいことはないか?」

「それでは・・・。」

聞いてよい質問か考え、言う。

「たった数人しかいないのに、何故このような部署がつくられたのですか?」

「いや、昔は50人はいたぞ。」

「その方々はどうしたのですか?」

50人ということに驚きながらも尋ねてみる。

「・・・10年前のことだ・・・。少し昔話を聞いてくれ。」

・・・僕はこのときまで気付いていなかった。

   今日の出来事でこの世界の重い歯車が動き出していたことに・・・。


                                          第1章完

えー、第1章「P-X」終了いたしました!

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます!

次の第2章の冒頭で昔話を書かせていただきたいと思います!

それでは謝辞を、小説をupしてと誘ってくださった「夢世 瑠璃花」さま、そしてここまで読んでいただいた皆様、碧莞さまありがとうございました!

これで第1章の後書きを終わらせていただきたいと思います。

                                 真叉風巳

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