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P-X  作者: 真叉風巳
第10章「仲間割れ」
56/100

第2話「王子の責任」

 お読みいただきありがとうございます!

 第2話です。張り切っていきたいと思います!

 それでは、どうぞお読みください!

―――翌日昼頃ムー大陸―――


「ライト、日本の奴らを見なかったか?」


 エースさんが病室まで来て僕に尋ねる。そういえば朝から見ていない。


「知りませんね。探してきましょうか?」


「そうだな…。頼む。すい具合は大丈夫か?」


 エースさんがすいに尋ねる。確かにすいはエースさんにえんの能力を入れてもらってからずっと寝込んでいた。


「…大丈夫……です。ただ…熱いだけです…。」


 えんの能力が『ほのおを操る能力』だからだろうか?憶測はその程度にしてテレポートし、地上に出る。とりあえず呼んでみる。


「神風―――!!黒雷―――!!どこだ―――!!」


 …返事はない。かなり遠くに行っているようだ。神風たちが行きそうなところ……ダメだ。思い浮かばない。一度地下に戻り、エースさんに報告する。


「エースさん、さすがに手がかりの一つでもないと探せませんよ。」


「う~ん…なら神風の部屋に行ってみてくれ。先ほど声をかけてみたのだが返事がなくてな。」


「分かりました。」


 僕が了承し、神風の部屋に行く。声をかけてみるが何一つ返ってこない。とりあえず部屋のドアノブに手をかける。鍵はかかっておらず、ドアノブがまわり扉が開く。…誰もいない。それどころか何も置いかれていない。…いや、部屋の隅に一つの封筒が置かれていた。封筒には中に手紙が入っていた。取り出して読んでみる。


―――『P-X』の方々へ―――


 これまでお世話をかけました。皆さんには本当に感謝しています。

 しかし、俺はあなた方とは戦えません。能力を奪られたわけではないのですが、俺は黒雷と同じ王子です。わが国が潰され…わが国の国民が根絶やしにされ…国を背負うものとしてダークと決着をつけに行きます。

 これは俺たちの問題です。手出しをするなら容赦はしません。たとえあなたたちであろうと邪魔をするならぶちのめします。

 NO.1へ、これまで迷惑をかけました。わが国の国民を助けて頂いたこと感謝しても足りないでしょう。本当にありがとうございました。

 NO.2へ、俺たちの国民をあの時守れなかったことを悔いていると聞きました。その気持ちだけで十分です。

 NO.3へ、殺しに来た俺たちの傷を治してくれたこと、悪魔に敗れ死にかけていた俺たちを治してくれたこと、感謝してもしきれません。

 すいえんには黒雷の部屋にある封筒を渡してください。

 ライトへ、すいと、えんを俺たちが帰るまで守れなかったら殺す。覚悟しろよ。

 

 ネプチューン、及びその部下の方々。

 アメリカで俺たちを救ってくれたこと…感謝しています。

            

         神風


 …僕は黒雷の部屋に手紙をとりに行き、まとめてエースさんに報告した。


「無謀です。すぐに助けに行くべきです。」


 エースさんの返事は冷たかった。


「ダメだ。それは認めない。」


「…なら、僕だけでも助けに行きます!行かせてください!」


 エースさんが深いため息をつく。


「戦力が減っているこちらに対して奴らが別動隊を差し向けないと思ったのか?そして…お前はあいつらに何を頼まれている?」


 エースさんが手紙をこちらに向けてひらひらさせる。


「…えんすいを守ることです。」


「それならお前はここにいろ。そして、こちらからは誰も助けに向かわない。分かったな?」


「分かり……ました。」


 僕はまだ納得が出来ないが仕方なくエースさんの部屋を後にした。

 お読みいただきありがとうございました!

 今回はかなりめんどくさい話になりましたが、次回では神風たちのほうからお送りしたいと思っています。

 それでは次回もまたお読みください!

                                 真叉風巳

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