表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
P-X  作者: 真叉風巳
第3章「侵入者」
18/100

第6話

またお読みしていただきありがとうございます!

前回では能力を発揮しやすくする、LV.2という能力が出てきました。

今回では少し時間を戻してアレクサンドルVS忍びの戦いを書きたいと考えております。(目線的にはアレクサンドルです。)

それでは、楽しんでお読みください!

―――数分前―――

ライトが僕にかけた浮遊魔法を解く。・・・落下していく。

(ライトや炎と水がいればあの2人には勝てるね。・・・後はこの忍者を何とかしないとね。)

・・・霧の中に入り忍者を探す。地面にまだ着かない。

「・・・!」

背後から殺気が飛んでくる。後ろに意識を向け飛んできたものを斬る。

『ガァン!キィン!』

「・・・手裏剣だね。飛び道具を使うとは・・・ね!」

それと同時に忍者が斬り込んでくる。それを横になぎ払い攻撃を避ける。

『ガキィン!キィン!キン!・・・』

数度ぶつかるがどちらを攻撃を避けている。

「なかなか・・・強い・・・ね!忍者って・・・こんなに・・・強かったんだ。」

縦に斬り払い、当てにいったが避けられる。

忍者が飛び退き再度、攻撃を仕掛けてくる。

『キィン!』

「・・・強いんだけど・・・まだまだだね!」

手に持っている刀を逆に向け、横に大きくなぎ払う。

『ドン!』

刀の側面に当たり霧の中から忍者が吹っ飛ぶ。それに続いて霧から出、忍者の頭に再度畳み掛ける少し頭を引かれたが確実に当たった。

『ハラリ』

忍者のつけていた覆面が落ちる。忍者の側頭部から血が流れ落ちる。

「・・・貴様・・・殺す!」

忍者が何かをこちらに投げてきた。あまりスピードがなく切り払う。

『ボゥン!』

爆発が起き、忍者がそれに合わせて手裏剣を投げる。

『ザシュ!』

腕から血が飛ぶ。かなりの深手だ。

「忍者なら勝てると思ったのか?・・・貴様の驕りは間違いだ!」

さらに追撃をしてくる。先ほどまでとは違い、少し反りのある刀だ。

『キィン!』

刀を寸前で出すことができた。何とか逸らすものの、視界がかなり悪い。とりあえずさらに離れ、追撃を避ける。そして気がつけば先ほどまであった霧が跡形もなく消え、頭上には水が水を増やしている姿が見えた。

忍者がさらに追撃をしてきたため、避けるついでに水の射程範囲から出る。

「巻添えだけは避けてくださいね。エディクさん、エースさん!」

水の声が聞こえ、さらに離れる。

『ドォォォォォ!』

轟音と共に水が落ちてくる。神風と黒雷に当たり水がもう1度叫ぶ。

「凍結(フリーズ)!」

その水がすべて凍り、2人の王子が中で氷漬けになる。

「侵入者だもう1人いるぞ!」

エディクが叫び、すべてに緊張が走る。そして何者かが頭上を越え氷の上から刀を振り切る。

『ドバァァン!』

その一太刀で氷が粉々に崩れる。

「・・・双方、矛を収め下さい。」

先ほど来た者が言う。黒装束を纏い、先ほどの忍者とほぼ同じ格好だが声からして男だろう。

「私は、日本帝国の密使でございます。伝令があり参りました。」

王子を抱えその男が言い、エースが出てきて聞く。

「何だ!先に仕掛けてきたのはそちらであろう!いまさら何用か!?」

頭を垂れて男が答える。

「申し訳ございません。我が国の王子たちが大変なことをしてしまいまして・・・。E.U.連盟とは末永い友好関係を持ちたいと思いすぐにテレポート使いに来させようとしたのですが、死神が我が国に降り立ち我が国は消滅いたしました。」

「・・・うそではないようですね。それと・・・死神とは誰ですか?」

いつの間にか炎や水たちと降りてきていたライトが聞く。

「・・・死神とは、あなたの父親であるダークの操り人形とされている“ジョーカー”という名の女です。」

第3章完

お読みしていただきありがとうございました!

今回で第3章終了です!

激熱かした侵入者たちとのバトル、そして“ジョーカー”という新たな敵、などということが思い浮かび、いつもよりかなり長くなってしまいました。

それでは謝辞のほうを。

いつもお読みしてくださっている皆様誠にありがとうございます!

これからも『P-X』をお楽しみください!

                                 真叉風巳

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ