第3話
またお読みしていただき光栄です。真叉風巳です。
前回では、能力が目覚め“長”と出会いました。
今回では、日本帝国両王子たちとのバトルシーンからスタートです。
楽しんでお読みください!
意識が戻り目の前には目を金色に輝かせたエースさんが見える。
「・・・あの。」
「話は後だ。今は目の前の敵を排除することだけを考えるんだ。」
炎と水がこちらを向く。
「「ライト!!」」
「行くぞ☆」
「早く終わらせてしまいましょう。」
2人が手を伸ばしてきた。僕はすぐに窓枠に駆け寄り、2人の手をつかむ。
「何だ3人で来るのかよ。どうする黒雷あいつ呼ぶか?」
「・・・必要ないでしょ。・・・早く来なよ暴力女。」
「暴力女じゃないよ~だ。私は炎!こっちは「水です。」今すぐお前らのとこ行くからな!」
炎がたんかを切り、2人の王子が攻撃を始める。神風は竜巻を発生させ、黒雷は電気をためているようだ。近づくことが容易ではないとさとった僕は上から竜巻の中へ入ろうとした。すぐに実行に移す。
「炎、水ちゃんとつかまって。竜巻の上に飛ぶから。」
「待ってください。どうせ飛ぶならその上の雲の中にしましょう。水を集めて氷の中に閉じ込めましょう。」
「・・・ああ、分かった。」
竜巻のさらにその上を見据え気付かれないよう心の中で思う。
(飛べぇー!)
視界には白い雲しか見えないが、すぐに水が雲を水に作りかえる。下に黒雷と神風が見える。しかし黒雷はこちらを常に見ている。
「・・・予想どうりだよ。」
黒雷が手をこちらに向け、叫ぶ。
「・・・くらえ―――――――――!!!!」
雲から青い光が僕たちを狙っていた。
お読みいただきありがとうございました!
今回では、神風と黒雷とのバトルシーンを書かさせていただきました。
次回では、引き続きバトルシーンを書かさせていただきます。
次回もまたお読みください!
真叉風巳