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P-X  作者: 真叉風巳
第3章「侵入者」
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第2話

またお読みしていただきありがとうございます!

今回はライト目線からのスタートです。

それでは、楽しんでお読みください!

(炎と水どうしたんだろう・・・?サイレンが鳴ってから急に走り出したりして。)

炎と水の後を追い、エースさんの部屋に入った僕はそう考えた。しかしすぐにその訳が分かった。2人の人が窓の外に浮いている。僕と同じ黒髪だ。

「誰ですかあの2人?」

エースさんにそう聞く。

「炎と水が昔住んでいた国・・・奴らは日本帝国の王子、神風と黒雷と言うらしいがもう一人が近くに潜んでいる。」

「では、僕は何をすれば・・・。」

こんなことを言っている僕はどうかしているのか?すぐに逃げるべきだ。そうだろ。ちがうのか?

「ライト!お前の能力は魔導師だ。“長”より選ばれし能力、それを今から目覚めさせる!頭をかせ!」

どういうことを言っているんだ?“長”だと!?この世界の神に僕が選ばれたなんて。そう考えながらも足がエースさんの方向に向く。エースさんの手が僕の上に乗る。

「先代の魔導師の記憶だ。受け取れ!」

目の前の映像が変わる。

・・・炎を使う魔法、水を使う魔法、電気を使う魔法、物体操作、変成術、それらが頭に浮かび、ある1人の人が見えた。

「・・・やっと目覚めたか。」

「・・・・・・あなたは?」

「私の名は“長”この世界の秩序を守りし者だ。ライトお前が先ほど見たものは、すべて魔導師としての能力を使った業だ。しかし、これを使うには大地の生けるエネルギー『マナ』がなければならない。お前はその『マナ』を使い人を導いてくれ。」

「・・・何故僕でなければならないのですか?」

「“ダーク”こいつはお前たちの世界で私の作った運命を壊すという大罪を犯した。今でもまだ生きているはずの者が殺されているんだ・・・。それを私は許さない。・・・だからお前には悪いが肉親と戦ってもらう。」

「“ダーク”が・・・僕の親・・・。わかりました。肉親だなんて関係ない。そんな奴は僕が殺ります。・・・1つ聞きます。あなたにはできないんですか?」

“長”が僕の頭の上に手を置く。

「・・・できる。だがそうしない理由が2つある。私の能力では人をすべて殺すこと。そして人に能力を与えたり、能力を消したりすること。だから、1人だけを殺すことはできない。それが1つの理由だ。

もう1つの理由は・・・人の犯した過ち。それを人に直させる為だ。

・・・これだけは覚えておけ、もう私は十分待った。だからお前がもし“ダーク”を殺すことができなければ・・・この世界を『消す』。」

読んでいただきありがとうございました!

今回の話では、“長”に出会い人類滅亡の予言をさせていただきました。

今回は魔導師についての説明をさせていただきます!

魔導師とは、この世界を作った神々に選ばれてこの世界に使わされている人々のことです。(神は4人いて1人目は“長”秩序と均衡を司る神。そして2人目と3人目はネタばれ防止のためまだ書きません。4人目は“サタン”この世に死を与え、秩序を破るものです。)

ちなみに『ダーク』は“サタン”寄りで、『P-X』は“長”よりです。

それでは、ここまでお読みいただいた皆様、そしてまた名を載せたことで怒った夢世さん、ありがとうございました!

                                 真叉風巳

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