第18話
『ちょ、ちょっとやめてください!』
『うるさい!そなたはだまっていよ。』
『でも....親子で戦うなんて』
『親子?笑わすなよ俺はなこいつに仕掛けられて『権力もすべてうばわれたのでしょ?』』
結衣と男は見つめ合った。
『そうだ!だからなこいつのことを息子だなんてなんて思ってもねーよ』
『で、も.....』
困惑する結衣に晴弥はいった。
『そなたもきいたであろう?こやつは父でもなんでもないただの”おちこぼれだ”!』
『そんなこt『とどめだぁああ!』』
『だめぇえええ.....ぁ......ぅっ』
空気の流れが止まる。
『....結衣....?』
『そなた何故じゃまをした!?あそこで邪魔されなけれ『もうおやめください晴弥様!結衣はけがをしているのです!!』』
『けっおまえ、結衣まで傷つけるなんて!お前の方がおちこぼれなんじゃねーの?ふはははは!!』
『…。』
『今回はお前の負けか?はははっ。ざまーねーなぁ』
『その話はもう良い。結衣はわしがつれてゆく。わしのところならこの傷は簡単に直せる。』
『そうですね…。では我々もついてゆきます。』
『…まぁその方が結衣のため、か。よいそなたらもついてこい。そしてお前の処分は検討させてもらう!』
こうして結衣は鬼族のもとへ連れて行かれた。
新しい人生の始まりである。