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神よ、与える前に考えてくれ、トイレットペーパーは武器じゃないっ!  作者: エッチな思考の鈴木
第一章 始まりは高難易度ステージ
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第13話:侵し合い、トサカと私のドキ☆ボキ闇のラブゲーム!





―――篭絡してやる・・・



こう私が言ったことで

下級紳士の諸君は以下のような事を、きっと考えたことだろう。


いやぁ~ん、ちびトサカちゃん、こっちきてー♡

私・・・身体が火照って、もう我慢できにゃいのーー♡

的な何かをっ!

・・・甘い!実に甘いぞ諸君!!


そして、上級紳士の諸君には語るまでもないことであろう。

だが、下級紳士の教育のためにも。

上級紳士の諸君にはそこをグッと堪えていただいて。

解説と共に!作戦遂行を見守っていてほしい!!


そして急に高くなってるこのテンションが、不安と恐怖を紛らわせるものだと察して欲しい!

さぁ、始めようか・・・。




―――反撃の・・・幕開けだ。


「・・・ねぇ、お腹すいた。」


まず繰り出したるは、控え目のジャブを一発。

ここで相手から、何か言葉や反応を引き出す必要はない。

最初の一発目は、こちらの意図を悟られないようにする、それだけでいいのだ。


「・・・ねぇ?聞こえてるんでしょ?

 お腹すいたの・・・ねぇ、ねぇってば?

 ねぇねぇねぇ・・・お腹すいたすいたすいたすいた!」


この時!

足をバタバタさせ音を出すことで

相手に無視しづらくさせるところがポイントだ!

ぶりっこっぽい発言に関しては許してくれ!

自分でもちょっときもいと感じている!!


だがこうやって、若干の上から目線かつ、鬱陶しい子供の様に絡みついていくことで

相手のイラつきゲージを貯めつつも。

私はアホですよぉ~?とアピールすることができる。




―――つまりは、相手に()()()()()()()()()()()()()ことができるわけだ。


さぁ、後は仕上げに、何かきっかけを与えてあげよう。

彼の場合はそうだな・・・そう、()()()()()・・・


フフフッ・・・知っているぞ、ちびトサカ。

貴様は馬車の中でも、何かを失敗犯す度に()()呼ばれていたよなぁ?


「チッ・・・このグズ。」


ねぇ、格下と思ってた人間に言われる気分はどんな気持ちですかぁ~?

ねぇねぇ、トサカくぅ~ん?

ねぇねぇねぇ、怒った?怒ったぁ~?


読み通り、トサカの表情から余裕が消える。




―――かかった。


トサカは年季の入った椅子を、怒りに任せて蹴り倒しながら立ち上がる。

そして、力いっぱいに私が収監されている檻の柵を蹴りつける。


これは、トサカ君の怒りのアピールなので、しっかりと()()()()()()()()

糞ハゲのわん子ちゃんに何かできるのかしらぁ?と。



―――トサカが柵の入り口に手をかけ、動き出す。


おふざけはここまで・・・ここからが重要だ。


私の分析結果では、奴はあくまでも、小物。

ここで強気の姿勢を見せたままにしてしまえば、

小心者な奴は、軽い暴力を振るうだけで終わらせてしまうかもしれない。


だから・・・()()()姿勢を変えるのだ。

彼みたいな小物でも征服できるような、そう・・・


・・・か弱い少女を演じてやるのだ。



目を見開き、表情を強張らせる。

奴が牢屋に入ってくるのと同時に、身体を震わせ後ずさる。


カチャカチャと金属音を鳴らしながら迫ってくるトサカを確認できたのなら

私はこれ以上、言葉を発する必要はない。

何故ならば・・・




―――どうせ、口を塞がれるからだ。


無言で私に増悪を叩きつけるトサカに。

私はただ、涙と嗚咽を垂れ流しながら耐え忍ぶ。

そして、ゆっくりとその時を待つ。


ここで女性読者の皆様に、男に関する簡単な豆知識を披露しよう。




―――男というものはだな・・・。


終わった瞬間が・・・一番無防備なんだよぉおおおおおお!!



「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!」



突然の反撃、突然の痛みに、ちびトサカがうめき声を上げ、崩れ落ちる。

そして落ちてきたトサカのトサカを、自由の利いた右手で必死に掴み取り・・・



私は、力の限り壁へ叩きつけた。


何度も、何度も何度も何度も。


鈍い音と共に、手を湿らせる赤い熱情を纏いながら



「・・・や゛めっ・・・。」


二度と元には戻れない何か(罪悪)に心を侵されながら


「・・・だずげっ・・・。」


私が生まれた世界では、絶対に犯してはいけない大罪を


「・・・あ゛っ・・・げっ・・・。」


私は何度も繰り返した。




私は生まれて初めてこの日・・・人を殺したのだ。




やはりね、人を殺すというのは軽く描いてはいけないと思うのですよ。


4月21日中改変。



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