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第二十一話 村の名前

第二十一話 村の名前



「久しぶりだな」


 馬から降りたイースはスッと拳を差し出した。剣タコまみれの掌は握り締められ、無骨で迫力のある拳がクーヤに向けられる。


 同じように馬から降りたクーヤも拳を前に突き出した。イース程太くはないが鍛えられた腕を伸ばし、固く握った拳をイースへ返す。


「イースさん達こそ元気そうだな」


 コツン。

 互いの拳が一度だけ合わさる。挨拶はただそれだけだった。


 イース達を別れて一月あまり、クーヤの方は本当に色々とあった。話したい事も沢山ある。そちらの状況はどうだったかと聞きたい気持ちもある。だが、ここで長々と苦労話を吐き出すのは無粋だろうと感じた。

 今は拳を打ち合い、お互いが無事に会えた事だけで十分だった。


「いや~、クーヤがイースさんに刃物を向けたときはどうしようかと思ったっすよ」

「……本当に悪かった。イースさん達が本当に――いや、こんなに早く来るとは思ってなかったから……」


 クーヤの心中は自分の失態に埋め尽くされていた。イース達に腰を直角に曲げて詫びるか、もしくは土下座で謝ってもいいような気がしている。地面に穴を掘り、うつ伏せの状態でその穴の中に頭を入れてもいいとさえ考えていた。


「そりゃあな。嬢ちゃん達には恩があるし、それに――面白い風景を見せてくれるんだろ?」


 その言葉に、クーヤは僅かに微笑んだ。





 クーヤ達が魔女の家を出る二日前にイース達に別れを告げた。家を出る事となった理由、今まで世話になった事に対するお礼。これからどうするかという予定は詳しく伝えなかった。

 イース達が告げ口をするような性格とは思っていないが、初めて向かう場所なので詳しく話せる内容ではなかった理由による。この時のクーヤは故郷と言う名の隠れ家を作る事しか考えていなかった。


 そんな彼等に不安を感じたのか、イースは自分達も着いて行こうかと言い出した。その提案をやんわりと断る事にする。これは自分達の問題であり、イース達の人生を変えてしまう事になる、と言って断った。


 それでも尚、着いて来ると言う彼等に――。


「俺達と一緒に姿を消すと、イースさん達もお尋ね者になるだろう。魔女の逃亡を手助けしたという罪状でな」

「だからそれは――」

「構わない、と言ってくれるのは素直に嬉しい。だがそれなら、罪の無い普通の冒険者として来て欲しい」


 これから自分達は町や村との繋がりが断たれるだろう。その場合、例えか細くともその繋がりとなる者が居た方が様々な面でありがたい。そうする為の案をイース達に託してみる事にした。


「……どういう事ですか?」

「一緒に逃げれば罪を背負う。だったら俺達だけで逃げて、イースさん達は後で合流する方がいいな。

 俺達が出た後も此処に留まって、生活を続ける。ある程度過ごしたら冒険者として別の場所へ旅立つ振りを装い、合流するという具合だ」


 あからさまにすぐ居なくなっては、疑いが掛けられるだろう。そうなっては何の意味もない。

 だが、魔女と進んで関係を持っていたのは町の者もよく知っている事実だ。例え町に残ったとしても、疑いは避けられないかもしれない。騎士に疑われた場合に対する対応を彼等に提案しておく。


「なるほど。話は分かった。だが、問題はあるぞ。どうやって合流すればいいんだ?」

「川沿いに拠点を構えればいいが、なんらかの理由で出来ないかもしれない。その場合ラビやアリスの魔力を抑えないようにしておくから、ウィムさんが感知してくれれば場所が分かるだろう」


 かなり運任せな所がある内容だが、イース達と合流出来なければ、クーヤの目的が変わるだけだ。故郷を作るというモノから、隠れ家としての場所を作るというモノに。クーヤはそれもいいと感じている。



 全ては仮定の話。

 その時の状態によって、限られた可能性、選べる選択肢という未来が決まってくる。状況は刻一刻と変わっていき、事情が複雑に絡まっていくものだ。


 そして限られた可能性の中にあったものが今やってきた。



「悪い、ありゃ嘘だ」

「そうか、嘘か…………って、なにーーー!!」

「ちょ、クーヤ、一体どういうことっすか!?」

「いや、騙して悪かったと思ってるんだがな。あの時言った、面白い景色ってのは俺にとっての面白いという意味だったんだ」


 魔女の家を出る前から故郷を作るという目的はあった。

 そしてそれは故郷を持たないクーヤにとって見たことの無い景色であり、その場所を作るというのは彼にとっては面白いと考えているモノだった。その光景をイース達が面白いと感じるかどうかは含まれていない。


 イース達の冒険心をくすぐるための嘘だった。

 彼等が訪れる確率を少しでも上げておきたかった、という言葉は口に出さず、喉の奥に控えておいた。


「でもまぁ、今は面白い事になってるけどな」

「あ? どういうこった?」

「エリーナ、出てきて良いぞ」


 ガサリと草を踏む音と共にエリーナが姿を現した。その姿を目前にしたイース達は言葉を詰まらせる。こんな場所で出会う事になるとは考えてもいなかった。


 奴隷として売られている姿は見たことはある。しかし、それは薄汚れた雑巾のような風体で亜人と呼ぶよりも家畜。いや、ただの物だった。

 この様に綺麗に整えられた姿の亜人を、こんなに間近で見る事になろうとは……。イース達は自分の目を疑った。


「兎獣人のエリーナだ。今は俺達の拠点で一緒に生活をしてる住民だぞ」

「……亜人……」


 三人の奇異な視線がエリーナへと突き刺さる。

 知らない人間の視線に耐え切れず、エリーナはカタカタと震えだしクーヤの後へと身を隠した。エリーナがクーヤの袖口を掴んでくる。


「ク、クーヤ様……」

「心配するな、こいつらは大丈夫だ」


 クーヤ後ろで震える亜人の姿を見ようと、イースはずんずんと近寄りその隣に立った。視線を忙しく動かして、じろじろとその容姿を眺める。長く白い耳、人とも獣ともどちらとも言えない顔立ち。兎獣人特有のふくよかで愛らしい姿にイースは心を和ませていた。


 値踏みするような視線にエリーナは身体をさらに縮めると、その傍らでイースが膝を付いて手を差し出してきた。


「亜人の譲ちゃん、一晩俺と過ごしてみないか?」


 めこり、とクーヤの足がイースの顔を踏みつけた。グリグリと足を踏みにじるが、なかなか動こうとしない。その意思の強さにクーヤは辟易とした。


「人妻を口説くな……ああ、今は未亡人だったか」

「人妻!? 未亡人!? なんだその言葉の凶器は!」


 足の裏側でイースが叫び声を上げる。


「とりあえず落ち着……けっ!」


 クーヤが与えた情報にイースの抵抗に力が入った。堪らずクーヤは力を込めて顔を蹴飛ばした。結構な力を込めたつもりだったが、イースはその場に尻餅を突くだけだった。本当に彼の意思の強さには嘆息する。


「とまぁ、変な人達だが害は……無い……多分。嫌なら嫌でこんな風に追っ払えばいいからな」

「は、はぁ」

「というかイースさん、村の住人を怖がらせないでくれ」


 蹴られたイースは尻についた砂を払いながら立ち上がった。クーヤが顔に足跡が付いてるぞと指摘すると、顔を拭いながら気分を落ち着かせた。


「いや、怖がらせちまったら悪い。気が動転してな」


 気が動転したからと言って、行き成りナンパするのはいかがなものかと思う。が、思いもよらぬイースの行動に折角来てくれた者を足蹴にしたクーヤが言える台詞ではなかった。


「詳しい話は拠点に戻ってからでいいか? こちらは作業の途中だったし」

「お、おう」


 クーヤが他の兎獣人達を呼ぶと、ぞろぞろと草むらから出てくる。姿を現した者達は一箇所に集まり、イース達を警戒した様子で見つめていた。対するイース達も次々と集まる兎獣人達に驚き、ただ口を開けるばかりだった。


 お見合い状態を続ける意味など無い。

 クーヤは全員集まった事を確認すると、すぐに指示を出して作業を行わせた。

 今まで掘った水路と川は瞬く間に繋がり、水路に水が満たされていく。兎獣人達はこの場から逃げるように流れる水を追いかけて行った。


 近くに魔獣の気配は無いが、クーヤも兎獣人達の後を追う。イース達もクーヤの行動に続いた。


「思ったよりも驚かないんだな」

「あ? ああ、いや驚いてはいるぞ。でもな、譲ちゃん達で人外の者にもそのひとなり(・・・・)ってのがあると分かったからな」

「それを言うなら、ひととなり、な」


 もしくは人柄。

 素で間違えたのか、混乱しているのかクーヤには判断が付かなかった。





 拠点を訪れると、皆が歓声を上げていた。

 畑の世話をしていた者や、周囲で砂鉄を集めていた子供達、木材を加工して道具を作っていた者も作業を一旦止めて、流れてくる水の様子を嬉しそうに眺めていた。

 水路の前に並ぶ者達は手を取り合い、露天風呂に溜まる水を眺める子供達ははしゃいでいた。皆が喜んでいる。彼等の笑顔にクーヤの顔もどことなく嬉しそうだ。


「これが俺の見せたかった風景だ。なんの変哲もないだろ?」

「……そうだな。此処にお前達の家だけあったら感動はそんなに無い。だが――亜人と生活しているこの風景は今まで見たことが無い。これはすごい光景だ……最初からそのつもりだったのか?」

「いいや、他の種族と過ごすのは本当に考えていなかったな。最初は此処に故郷という名の隠れ家でも作ろうと思ってた」


 喝采を上げる者達の中に、両手を上げて喜びを表すラビや安心したように顔を綻ばせるアリスの姿もあった。川へ行き水を汲んだりもしたが、生活用水の大部分をアリスに任せていたので肩の荷が下りた気持ちだろう。



「さて、こちらはもうちょっと作業があるから、詳しい話はラビとアリスに聞いてくれ」

「おう、わかった。それじゃショル、ウィム、行くぞ!」

「ういっす!」

「はいっ!」


 たかが再会の挨拶をする為に何故そんなに気合を入れているのか。駆け出した彼等を怪訝に思っていると、ラビとアリスの所へは行かず一目散に兎獣人達の下へと向かって行った。


「さっきの奥さん、今晩一緒に過ごしてみないか!」

「そこの可愛い兎ちゃ~ん、俺っちと一緒におしゃべりしない?」

「お譲さんお願いがあります。その耳で僕の頬を叩いてくれませんか?」


 呆れた顔で彼等を一瞥した後、クーヤは作業へと取り掛かった。これから露天風呂の周囲に温度調節用の魔方陣を書く事と、その周りを囲う柵を作るように指示しなければならない。さらには川へ戻す為の水路が出来るまで、露天風呂から溢れた水を何処へ流すかを決めるべきだろう。


 やる事はまだ沢山ある。彼等の対処は彼女達に任せておく事にした。


「久々に会ったのに、何やってんのよあんた達はぁぁぁぁぁ!!」


 逃げ惑う男達の足跡を残すように、村の中に火柱と氷柱が乱舞する。男達の悲鳴が村の中にいつまでも響き続けていた。


 久々の挨拶は相変わらずで、クーヤは安心した。





 氷の十字架で磔にされ、下から火で炙られていた彼等を助けだした後、クーヤは自分の家へとイース達を招いた。

 六人が囲炉裏を囲うようにして座り、中央には鍋が火にかけられている。収穫量はまだ少ないが畑で取れた野菜や取ってきた芋と、イース達が持ってきた食料をごちゃ混ぜにした久しぶりの鍋であった。


 再会の祝いとしてイース達から酒を渡され、ラビとアリスは嬉々として受け取り、勢いよく飲み進めていく。鍋の中身が空になる頃には、ラビはうつらうつらと船を漕いでいた。


「う~……眠い……」

「まったく、久々の酒だからと急いで飲みすぎだ。ほら、布団敷いてやる」

「ここで寝る~~」


 言うが早いか、ラビはクーヤの膝を枕にして横になった。寝心地のいい所を探すように頬をすり寄せ続ける。気に入った所が見つかったのか、ピタリと動きを止め幸せそうに微笑んだ。

 まるで猫のような仕草に、クーヤはラビの喉からごろごろと鳴る音を幻聴した。


「な、何をしてるんだ! ほらっ、ここに布団を敷いてやるからとっとと起きろ!」

「や~~、ここで寝るぅ」


 アリスが腕を引っ張っても動こうとせず、クーヤの膝にしがみついたまま彼女の言葉を全力で拒否した。まったく動こうとしないラビにアリスはふるふると体を震わせて怒りを顕にした。


「っ~~~。わ、私も眠くなったから寝る!」


 アリスが反対側の膝で横になる。

 イース達のニヤニヤとした邪悪な笑みに晒され、目を強く瞑ってその視線を無視する事にしたが、顔の温度が上がってくるのを止める術は存在しなかった。


「あははっ、アリス顔真っ赤~」

「よ、酔ってるせいだ!」

「寝るなら静かにしろ、この酔っ払い共」


 ぽこん、と両拳で彼女達の頭を軽く殴る。

 拳を開き、頭を撫でるとラビは安心した表情で眠りについた。アリスはイース達に見られている羞恥心からか目をきつく結ぶだけだった。


「なんつーか、ラビっちもアリスっちも変わらずっつーか、安心したっつーか……」

「ちょっと甘やかしすぎじゃないですか?」

「こいつらは今まで誰かに甘えるような人生を送ってきてないからな。俺でよけりゃ、枕代わりにでもなるさ」

「まぁ、あれだ。クーヤはもげればいいと思うぞ」


 何処を? とは聞き返さなかった。

 嘆息して残りが見えてきた葉巻に火をつける。なけなしの葉巻をイース達に差し出すが、受け取ったのはイースのみだった。クーヤが魔術でその葉巻の先端に火をつけた。


 煙を吸い込み、その味を口の中で味わってから吐き出した。

 二人の紫煙が部屋の空気を汚していく。その行為を何度か繰り返した後、クーヤは目の前の三人に頭を下げた。


「イースさん、ショルさん、ウィムさん。来てくれて本当にありがとう」

「よせよ、別に礼を言われたいが為に来たんじゃない」

「そうっすよ、俺っち達は自分がそうしたいから来たっすよ」

「……そうだな、でもありがとう」


 自ら亜人達に言い聞かせたのに、その自分が行うとは。自分も酔っているんだろうとクーヤは思い込む事にした。


「それで、クーヤ君の目的は何ですか?」


 それについて自分達のやる事は? と聞いてくる。話が早くて助かる思いに、頷く行為の中に礼の感情を忍ばせた。


「最初は此処に故郷を作るのが目的だった……いや、今もそれは大元の目的だが――」


 そこで一度口を噤んだ。

 三人の目をそれぞれ眺め、彼等に問いかける。本当に自分の為に動いてくれるか、と。


 実はイース達が裏切る可能性も考えなかったわけではない。様々な状況が絡み合い、親しい者を裏切る話は何処にでもある。イース達が絶対に裏切っていないという事は断言出来なかった。


 クーヤは嘘つきだ。だからこそ、人の嘘を見破りやすい。

 その人の目を見て、その表情の変化を見て、その挙動に注意を向ける。その中に違和感があればそれは嘘をついている証拠だ。



 結局、その行動は杞憂に終わった。

 三人とも力強い眼差しを返してくる。その目に嘘は感じない。だからこそ、クーヤは彼等に自分の目的を話した。


「今は――海を目指したい」


 三人とも絶句する。膝に頭を乗せているアリスからも身体が強張ったのを感じた。


「俺は魔獣に占拠された海を、近くで眺める景色に変えてみたい」


 ただ、海を近くで眺めたい。そんなちっぽけで、だけれども現実的には難しい願い。


「クーヤ分かってると思うが……」

「ああ、今のままじゃ無理だ。戦力が全然足りない。返り討ちに合うのが目に見えている。だからこそ、イースさん達に頼みたい事があったんだ」

「なるほどな。で? 俺達がやる事ってのは?」

「最初はイースさん達に奴隷を連れてきてもらいたかったんだが……今は他に当てが有る。イースさん達には此処と外との繋がりになって欲しい」


 イース達が来なかった場合は、この森で隠れ住んで一生を終える事も考えていた。だが、イース達は来てくれた。ならば、その選択肢は十分に活用するべきだろう。


「色々やってもらうつもりだが、まずは噂を流して欲しい」

「……噂?」

「そう、噂だ」


 クーヤが口から煙を吐き出した。

 クーヤの話に、イース達は今日何度目かの驚きを感じていた。依頼についての詳細は彼等が眠りにつく直前まで話された。





 翌日。

 イース達は早速近くの町へと向かうための準備を始めていた。支度が整い、馬に跨ろうとした時、ふと思い浮かんだ疑問をクーヤへ向けた。


「ところで、この村は名前とかあるのか?」


 見送りにクーヤ達を初めとし、兎獣人達も何人かその場所に居たが、皆がきょを突かれたようにきょとん、と顔を見合わせる。


「そう言えば、この場所とか拠点とかしか呼んでなかったわね」

「そうだな。折角だ、この際決めてみたらどうだ?」


 アリスがクーヤに視線を向ける。

 その目線に誘われ皆の視線が一斉にクーヤに向けられた。注目が集まるクーヤはボーっとしていた表情をさらに緩め、空を見上げて目を細めた。


 空から鳥の鳴き声が聞こえる気がするが、その姿を見つける事は出来なかった。雲が流れ、風が彼の髪をなびかせる。太陽は高い位置に掲げられ、この時期の空の高さを思わせた。服をはためかせる風が吹く。


「――オワゾ」


 強い風が2,3度流れた後、クーヤはぼそりと呟いた。


「オワゾ・ブルー。この村の名前だ」



「村の名前が決まったわ!」

「うん、いい名だ。青く澄み渡ったように感じる」

「雲一つ無い空みたいで良いわね!」

「それはただ単に、ブルーの単語だけで感じた事だろ」

「一体どういう意味が込められてるんだ?」

「理想の故郷を目指すという意味さ」


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