表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

運命の糸は赤くない

作者:未開封
最新エピソード掲載日:2026/02/04
ダンジョンマスターになって十年。
世界樹そのものをダンジョンへと創り変えたドライアドの少女は、ひとつの結論に至っていた。

「飽きた」

罠も地形も魔物配置も、やれることは全部やった。
理想通りに、細部までこだわり抜いて作り上げた。

だが、致命的な問題がある。

——誰も来ない。

この世界樹は森の奥深く、人の領域から遠く隔絶された場所にある。
さらに、侵入者を拒む環境そのものが天然の選別装置となり、挑戦者は辿り着く前に消えることだろう。

結果。

手間も情熱も注ぎ込んだダンジョンは、誰にも使われないまま完成してしまった。

退屈をこじらせたダンジョンの主は、愛しい無表情メイドを引き連れ、ついに決断する。

「外、行こうぜ」

十年ぶりの人里。
いまの人間たちはどれほど発展しているのか。
このダンジョンに見合う挑戦者はいるのか。
知らない料理、知らない文化、知らない遊びは増えているのか。

この世界は、いまの自分を満たしてくれるだろうか。

そして――
彼女が歩いた軌跡に合わせるように、
静かに、徐々に、ダンジョンの領域は広がっていく。

これは、
創造し尽くしてしまった存在が、
旅と出会いの中で“次の創造へと繋がる新たな刺激”を集めていく物語。

ダンジョンは拡張する。
世界は巻き込まれる。
物語もまた、彼女の気まぐれと共に広がっていく見切り発車型である。
二話:やべっ…
2026/02/04 12:22
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ