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Prologue

隣国との交流が盛んなアルジーム王国。

とある雲ひとつ見当たらない月影さやかな夜のこと。

王国の景色が一望できる高台において、1人の女性が何者かによって暗殺された。


彼女の左胸には、王国では扱わない短剣が刺さっていた。

狙い定めたように心臓を一突きされていたことから、手慣れた暗殺者によるものと判断された。



後に、彼女の正体が明らかとなる。

――侯爵家に嫁いだ踊り子。

だが、世間でこの話題に触れる者は誰一人としていなかった。



それもそのはず。王国内では、待望の王子が誕生したことに国を挙げて盛り上がり、誰も暗殺された踊り子のことには関心を持っていなかったからだ。



例えその踊り子に、令嬢であれば誰もが羨む美貌を持ち合わせていようと、艶やかな踊りで世の殿方を翻弄させた女性であったとわかっても尚、彼女のことは語り継がれなかった…。



物語の歯車が今、動き出す。

虎娘『今宵はあなたとともに』

を読んで下さり、誠にありがとうございます。

評価・感想をいただけますと、私の励みにもなりますので、何卒よろしくお願いいたします。

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