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第八話「兄様達」

更新遅くなって本当にごめんなさい。

リアルの方がとてつもなく忙しくて、

段々書いていく形になってしまってて……。

更新の安定を目指していますが、なかなか

上手くいかず…。重ねてお詫び申し上げます。


更新は辞めたりしないので、どうか

今後ともよろしくお願いします。

結局、私は魔法の練習を夕方まで続け、

へとへとになって家の中へ戻ったのだった。


「お母様、ありがとうございました!」


お礼を言った私に、お母様はにっこり笑って答える。


「いいのよ、カナリアがぐんぐん成長するから、

私も嬉しくてもっと教えたくなっちゃうわ。」


「えへへ」


今日、私が身につけた魔法は「火球」だけだけど、

ずっと同じ魔法を使っていて、何度か

魔力切れにもなったから、最大魔力量はあがったし、

「火球」の威力もかなり強くなった。


何故他の属性の魔法を使ってみたり、火属性の

他の魔法を練習したりしなかったかと言うと、

お母様の、

「最初の魔法の熟練度が少ない内に次の魔法に

進んでしまうと、その属性の魔法の成長限界が

早く来てしまうのよ。」

という言葉が理由だ。


魔法の熟練度なんて物は、今まで読んだどの

魔法書にも乗っていなかったので

お母様に聞いてみた所、お母様が持つスキル

魔術書庫(マジックレコード)」に載っている情報だそうで、

スキルの作用により、不思議なことに

文字にして残しておく事が出来ないらしい。


魔法を極めたら、私もいつか「魔術書庫(マジックレコード)」を

入手出来るのかな…?


当面は、各属性の初級魔法を練習しつつ、

魔法関係のスキルを手に入れる為に魔力放出などを

行っていくことになりそうだ。


そんな事を考えていると、玄関から

兄様達の声が聞こえてきた。


「ただいま帰りました。」


お出迎えをするため、私は玄関へと向かう。


「お帰りなさい、カレル兄様、アレン兄様、

ミレリア姉様!」


「あぁ、ただいまカナリア」


「ただいま」


「わざわざお出迎えしてくれたの〜、カナリア?」


「はい!ステータスについて話したかったので、

早くお夕食の用意をして欲しかったんです!」


楽しみぃ〜と答えるミーラ姉様の言葉に

思わず私は表情を緩める。


「じゃあ、俺達も早く用意をしようか。」


「あぁ、そうだね。兄さん」


カレル兄様とアレン兄様の言葉を聞きながら、

私は食事部屋へと向かう。


遂に私のステータスをお母様達に

知らせる時が来ると思うと、やっぱり私は

笑顔になってしまうのであった。

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