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第三話「ステータスウィンドウ」

前話少し修正しました…!

大きな修正では無いのでお気になさらず…。

「まず、ステータスウィンドウに表示される情報は、

名前などを除けば、大きく分けて

ステータス、スキル、称号、加護の4つだ。

では、これらを順番に説明していく。」


これは大体女神様から聞いた感じだなと思いながら

私はお話を聞き続ける。


「ステータスには、ある特例を除けば、

生命力、魔力、攻撃力、防御力の4つが表示される。

カナリアくらいの歳の子だと、平均はそれぞれ、


生命力 75

魔力50

攻撃力50

防御力40


という感じになるな。」


成程、この説明からすると、年齢や体格に応じても

ステータスは変わるみたいだ。


それにしても、特例ってなんだろう…?


「次に、スキル。スキルには、先天的に授かるものと、

後天的に入手するものの2つがある。


それぞれのスキルに応じて、特定の能力を操ったり、

ステータスが上昇したりするようになっている。


先天的に授かるスキルはだいたい2個くらいで、

後天的には…そうだな、伝承に残っているような

勇者なんかだと80を超えていたとも言われているな。」


勇者が80ならお父様はどのくらいスキルを持っている

のだろうと、私は少し疑問に思った。


「あとは、称号と加護か。これら2つは、

基本的にはスキルとあまり仕組みは変わらない。


ただ、中には能力がついていない物もあったり、

何かスキルを授かるような場合もあるそうだ。


さて、大体の解説はこれで終わりだが、

何か質問はあるか?」


「ではお父様、ステータスの特例とは何なのかが

知りたいです!」


「あぁ、分かった。稀に、称号やスキルなどの効果で

ステータス自体が新たに追加される事があるんだ。

例えば、高体力というスキルを入手した場合、

その人の体力が数値化され、ステータス欄に追加される。

それが、ステータスにおける特例の一つだな。」


「へぇー!あ、もう1つお父様に聞きたい事があります!」


「お、なんだ?」


「お父様はスキルどれくらい持ってるんですかっ?」


「ふふふ、良くぞ聞いてくれたなカナリア。

俺が持つスキルは全部合わせて74個だ!」


「ななじゅうよん!?」


得意げに笑った後、お父様は言った。


「さぁ、そろそろ教会へ着く頃だ。

カナリアのステータスはどんな感じだろうな?」


「私は強いスキルが欲しいですっ!」


私がそう言うと、お父様は少し笑った。


「きっと強いさ、カナリアは俺とリーラの子だし、

実際お前の兄様達はとても強いだろう?」


「そうですね!」


その会話と同時に、教会の前に馬車が止まった。

私は大きな期待を胸に、協会の扉を開くのだった。

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