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第二話「カナリア、初異世界にて。」

こんにちは、私はガーデニア・エル・カナリアです。

苗字の真ん中の二文字は、貴族特有のもので、

私の苗字の「エル」は、ガーデニア家が、

この国「カルミア王国」の公爵家である事を表しています。


さて、この国…カルミアでは、五歳になった子供達は皆、

家から1番近い教会に行って、自分の能力値(ステータス)を見るための

基本魔法「自己能力分析ステータス・ウィンドウ」を貰いにいくのが一般的なのですが、私はなんと今日で

丁度五歳になったので、これから教会に行くのです!


ようやく自分の能力値(ステータス)が見られる

と思うと、とってもわくわくしてます。

ニコニコしながらメイドさんに身支度をしてもらって、

お礼を言ったところで、声が聞こえた。


「おーい、カナリア、そろそろ出発だ!」


「はい、お父様!」


お父様に呼ばれて、私は玄関へと向かう。

お父様、ガーデニア・エル・ゾルドは、

なんとカルミア王国の元帥を務めていて、

魔王軍との戦いでは、毎回大きな功績を挙げていて、

剣士としてはもちろん国内トップクラスで、

指揮系統の能力ももちろん随一という強者で、

政治に関しても知識が深く、私たち家族にも優しい上、

容姿もびっくりするほど整っているというもはや超人です。

巷では、「剣豪けんごう」だなんて呼ばれたりも

するんだとか…。


「あらカナリア。そのお洋服、とっても似合っていて

本当に可愛いわ。もう倒れちゃいそう。」


「えへへ、ありがとうございます、お母様。」


そして、そんな完璧超人のお父様に対して

このお母様、ガーデニア・エル・リーラはというと、

カルミア王国直属魔導師団の筆頭で、なんと三属性の

高等魔法、五属性の中級魔法を扱える魔法の達人で、

「剣豪」のお父様と共に、「五色(ごしき)の魔道士」と呼ばれているみたいです。


両親共に、国王や多くの貴族からの信頼が厚いので、

その子供の私や姉様、兄様達には、結構な

期待が寄せられてるみたいです。


因みに、姉様達はいま王立の学園に通っていて、

魔法やモンスター、魔族、政治等を学んでいるそうです。


「馬車の用意ができたみたいだ。行こう、カナリア。」


私はお父様に声をかけられ、馬車に乗り込みました。


「出発だ。教会まではだいたい30分程で到着するから、

その間にステータスについて簡易的な説明を

しておこうと思う。」


「はい、お父様!」

転生後、狭間での記憶を保持したまま

これまで異世界で身につけた知識を持っている

感じの想定で書いてます…。

違和感等ありましたら是非感想にてお知らせ下さい。


次話もよろしくお願いします。

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