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七話クリド・フレーバー

 ある路地裏。


「どうしたんだ?トーマスの息子さんよ」


「ちょっと話があってな…」


 俺、ロイドは父トーマスの友人であり兵、クリド・フレーバーにコンタクトを取った。



 2時間前、インタビューしているオーランからの情報で、トーマスには兵隊の友人がいることが発覚した。


 そこで俺は株を使った作戦を思いついた。


 株。インターネットがないこの世界なのに株は存在する。銀行の様なお金の貸し借りをするところに売ったり買ったりできる。まぁ元の株とはほとんど変わらない。


 話を戻そう。


 俺のきいた情報によると次の戦争の戦いはかなり重要度が高いらしい。だから勝てば株価は急上するし、負ければ急落する。だから兵士の知り合いを作って最速で伝えてもらおうというこだ。



 現在。


「ほう。イカサマねぇ」


「ああ。協力してほしい。報酬として儲け金の3割をやろう」


「わかった」



 スーディー邸。


「はっはっは。愉快じゃ愉快。警察も送り込んでやったわ。裏と通じていていいこともあるんだな」


 ラン•スーディーは庭の散歩をしながら笑っていた。


「ラン様。賭け事はほどほどにしてください」


 執事が言った。


 だがランは笑いながら答える。


「全て勝っているから良いのだ」


「全く。ですが…あのドロイト家です。確実に仕返しをしてきます。あの時の様に…」


「ふん!あんな奴らと一緒にしないで」


 こんなことを言ってはいるが、ランは不安であった。


「面会室へ行くか」


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