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2YES

2YES 正直美しい

そして僕なんかは多分

あの楽器の影響がなければまずだめだろう人間だ

正直しゃべることもなく一生を終わるような人物だ

そんな人間・・・

何かで読んだことがあった

男は自分より能力の上の人間を

女はその逆に、自分より駄目な人間を

正気にそんな馬鹿なと思わずには居られないが

しかし、現実に今がそれに当てはまるきがする

しなくても、そんなことが頭に浮かぶ

「・・・・はい」

僕はおそるおそるという感じで

そういうと

その日、僕は先輩とつき合い始めるに辺り

いきなりデートをすることになった

デート

たった一年先輩と言うだけなのに

僕はもうこの人が実に場違いな人物に思えてならない

はたからみれれば、下僕と主人

もしくは良くて、弟とその出来た姉と言うものだろう

「大丈夫」不意に彼女が聞いてきた・・いや先輩か

「ええ・・でも何で僕なんかと」

「其れは君がかわいいから」

そういって彼女はぼっくの顔に顔を近づける

赤面する僕

「ははは・・ごめんなさい」

自分で笑って、其れで落ち込む先輩を見て

もう・・どうなるのだろう

と思う一方、お茶目な人だと思っていた

その後先輩の案内で

本屋とか

喫茶店とか

色々回って

「今日はありがとう」

そう先輩に言われて

僕たちは分かれた

別につき合いを分かれた訳じゃない

一応言っておく

もし僕に言ったら

「誰も勘違いしないだろ」と突っ込むことだろうが

こんないいかんじの時に

死んでも出したくはない

「はあー」

何か色々な感情が

桃色に染まった体を

そのまま空にあげそうな

そんな気分だった

次の日

僕はその騒がしさを

はじめてには思えなかった

でも何時

僕は知っている

そう、あれは先日だ

しかし、その騒がしさは、それ以上だった

僕は友達の一人を見つけると

「どうした」とたずねると

その言葉の中に

「殺人」そして先輩の名前が出てきた

其れを聞いた僕は、思わず帰ろうとしようとしたとき

その時になって、本当に今更であるが

はじめに告白してくれた後輩の犯人を見つけよう

そう思ったのを思い出した

どうして今まで思い出さなかったのか

其れ全てが浮かれていたからとしても

何て情けないんだ

横で僕が

「本当に馬鹿ですね」

などと言っているので無理矢理思想の外に追い出した

「何でだ」

その答えに、もう一人の僕でさえ

答えることはない

もうすぐチャイムが鳴る

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