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1YES

1YES、その日僕と彼女の生活が始まる

今まで接点などまるで持たなかった存在同士が

互いの認識を改める

其れがこうなのか不幸なのかはしらない

でも、この幸福のためであれば

不幸など無いにも等しく感じるのだろうと

人間の馬鹿さ加減を馬鹿にする

そんな幸福の絶頂を知った

翌日

僕は絶望というよりかは

戸惑いにその時間を暮れさせた

その日僕は何もすることが出来なかった

ただ、そこにいるしかなかった

彼女が死んだのだ


僕はしばらく学校に行けなかった

もう一人の僕がつぶやく

「そんなことしたら社会的に生きてはいけなくなるよ」

僕はそいつをぶつ

「そんなことどうでも良い」

もう一人が言う

「良い訳ないじゃん、そしたら会社も入れないかもしれない

それどころかここら辺も、歩くのが嫌になるかもしれない

それにほら」

僕は怒鳴る

「うるさい、おまえが何をいってもかわらないんだよ」

奴は言う

「犯人を捜してみれば」

僕は自分ながらにそんな思想が出てこなかったことに驚き

また、自分なのにそんなことを思ってしまったことに驚いた

「たまには良いこと言うじゃないか」

「ははは、自分だからね」

僕は嫌な奴に一応の礼でも言って

次の日に備えて

準備をした

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